HOME>インターネット>全22種類のX-Tech(〇〇Tech)まとめ

インターネット

全22種類のX-Tech(〇〇Tech)まとめ

全22種類のX-Tech(〇〇Tech)まとめ

全22種類のX-Tech(〇〇Tech)まとめ

最近、「FinTech」や「GovTech」などの「○○Tech(テック)」という言葉をあちこちで見かけるようになりました。
これらは「X-Tech(クロステック)」とも呼ばれており、「Tech」は「Technology(技術)」を意味します。大まかに言えば、「その分野へ最新のIT技術を導入すること」という意味ですが、種類が多く、呼び方も独特なことから、個々の内容が今ひとつ分かりづらくなっています。

本記事では、そうした各種の「X-Tech」意味について解説していますので、理解の参考にしてみてください。

Agri Tech(アグリテック)

Agri Tech(アグリテック)

「Agri Tech(アグリテック)」の「Agri」は、「Agriculture(農業)」を意味しています。農業の抱えている課題を、ドローンやビッグデータなどの最新技術を駆使して解決していこうとする取り組みが、「Agri Tech」になります。

現在、日本の農業は高齢化とそれにともなう就業者の減少に直面していますが、「Agri Tech」ではその対策として、AIやドローンの利用による農業の効率化や、熟練農家の知識・ノウハウの保存などを行っています。具体例としては、ドローンを使っての大規模な植林などが挙げられます。

Ed Tech(エドテック)

Ed Tech(エドテック)

「Ed Tech(エドテック)」の「Ed」は、「Education(教育)」を表しています。その名の通り、教育領域にテクノロジーを導入することにより、イノベーションをもたらそうとする取り組みを指します。

日本の教育現場の変化のなさは、以前から指摘されていましたが、昨今はさまざまな事情から、革新の必要性が強く叫ばれるようになっています。
「Ed Tech」では、パソコンなどのデバイスを使って遠隔授業を実現したり、学習の個別最適化を図るといった取り組みが行われます。こうしたことにより、教育格差をなくしたり、教員の負担を減らせると期待されています。

Fin Tech(フィンテック)

Fin Tech(フィンテック)

「Fin Tech(フィンテック)」の「Fin」は、「Finance(金融)」を表します。情報技術を導入した金融サービス全般について言う言葉で、具体的な例としては、「キャッシュレス決済サービス」が挙げられます。従来は、買い物等でお金を支払う際は現金が必要でしたが、QRコード決済などの「キャッシュレス決済」では、現金のやりとりの必要がありません。

また、個人が銀行を介さずに融資を受けられる「クラウドファンディング」のサービスも、「Fin Tech」の一例となっています。

クラウドファンディングとは?3種類のクラウドファンディング

クラウドファンディングの発案者側(調達者側)のメリットデメリット11選

クラウドファンディング75選

Food Tech(フードテック)

Food Tech(フードテック)

「Food Tech(フードテック)」は、「Food(食)」と「Tech(技術)」を組み合わせた言葉です。文字通り、食とテクノロジーの融合を指します。
具体的には、AIやIoT(モノのインターネット)の活用による「スマート農業」と、それによる新食品の開発などが、「Food Tech」のビジネスとして進められています。

また、「Food Tech」は、食糧問題の解決という点でも注目されています。現在世界は、食品ロスを大きな課題として抱えていますが、フードシェアリングサービスなどの「Food Tech」の活用により、食料廃棄の量を減らせると期待されています。

HR Tech(HRテック)

HR Tech(HRテック)

「HR Tech(HRテック)」の「HR」は、「Human Resource(人的資源)」を指します。AIやビッグデータ、クラウドなどのテクノロジーを使い、採用や育成、評価といった人事業務の効率化を目指す取り組みが、「HR Tech」になります。

経営戦略において、人事の重要性が世界的に増していることもあり、「HR Tech」はビジネスシーンで急速に普及しつつあります。具体的には、クラウド上に保存された動画で採用の選考ができるシステムや、AIによる研修内容の質問の自動配信といったツールが、「HR Tech」の例に挙げられます。

RE Tech(リーテック)/Prop Tech(プロップテック)

RE Tech(リーテック)/Prop Tech(プロップテック)

「RE Tech(リーテック)」の「RE」は「Real Estate(不動産)」を、「Prop Tech(プロップテック)」の「Prop」は、「Property(不動産)」を意味します。これらはどちらも、AIやビッグデータなどのテクノロジーを使い、不動産分野の革新を図ろうとする活動を指しています。

従来の不動産業務には、非効率的な部分が多いことが以前から指摘されていました。また、不動産業者と消費者の間の「情報格差」についても問題視されており、「RE Tech/ Prop Tech」は、これらの解決を目指す運動となっています。
例としては、ユーザーごとに適した物件を探してくれるサービスや、物件の情報を入力すれば、自動で査定結果が出るサービスなどが挙げられます。

Mar Tech(マーテック)

Mar Tech(マーテック)

「Mar Tech(マーテック)」の「Mar」は、「Marketing(マーケティング)」を表しています。文字通り、マーケティングにIT技術を導入する取り組みを指します。

従来のマーケティングと言えば、電話やチラシといった手法が主流でしたが、こうしたものは効率が悪かったり、消費者から嫌がられるなどの問題を抱えていました。
現在求められるのは、顧客の多様なニーズに合わせたきめ細かいマーケティングですが、「Mar Tech」では顧客情報をデータベース化して分析したり、その分析に基づくコンテンツを配信するなどのサービスが提供されます。

Ad Tech(アドテック)

Ad Tech(アドテック)

「Ad Tech(アドテック)」の「Ad」は、「Advertising(広告)」を意味します。「アドテクノロジー」などとも呼ばれており、文字通り、「インターネット広告に関する技術」を指す言葉になります。

インターネット広告には、「検索連動型広告」や「ディスプレイ広告」などの種類がありますが、「Ad Tech」はこれらのサービスを支える技術です。
具体的には、広告の配信やターゲティング、効果の測定、ユーザーの行動追跡などの技術が、これにあたります。

Clean Tech(クリーンテック)

Clean Tech(クリーンテック)

「Clean Tech(クリーンテック)」は、文字からイメージされる通り、環境問題に関連した用語です。具体的には、再生不可能な資源をなるべく使わず、廃棄物の発生を抑えるよう開発された製品やサービス、プロセスを指します。個別の技術だけでなく、技術に関連するビジネスモデルも含みます。

スタートアップ企業による取り組みが中心となっており、代表的な例としては、米国の「Tesla(テスラ)」による電気自動車開発が挙げられます。

Gov Tech(ガブテック)

Gov Tech(ガブテック)

「Gov Tech(ガブテック)」の「Gov」は、「Government(政府)」の意味です。地方自治体などの行政が民間企業のテクノロジーを利用し、業務の効率化を図る取り組みを言います。

これまでの行政の業務と言えば、対面形式が主体で非効率的な部分が多くなっていました。「Gov Tech」では、IT技術を取り入れることにより、そうした問題の解決を目指しています。
具体的には、税金の電子申告や給付金申請の電子化といったことが、「Gov Tech」にあたります。

Legal Tech(リーガルテック)

Legal Tech(リーガルテック)

「Legal Tech(リーガルテック)」は、「Legal(法律)」と付いていることからもわかるように、法務業務へのIT技術の導入を指しています。

近年は「働き方改革」の号令とともに、各種業務の効率化の必要性が説かれていますが、法務業務も例外ではありません。特に従来の契約関連の作業には、いろいろと面倒な手間が必要でした。「Legal Tech」はAIなどの技術の導入により、契約情報の一元管理などを行うことで、作業を簡略化して業務効率を上げることを目指しています。

Sports Tech(スポーツテック)

Sports Tech(スポーツテック)

「Sports Tech(スポーツテック)」も、名称から明らかなように、スポーツに最新テクノロジーを導入していく取り組みを指します。

「Sports Tech」でテクノロジーが導入されるのは、主に「選手のサポート」と「観戦環境」、「スポーツへの取り組み」の分野です。
例えば「選手のサポート」については、「競泳選手が泳いでいる最中に自分のタイムが確認できるゴーグル」などが例として挙げられます。また、自宅にいながら競技が観戦できるデバイスや、ロボット技術などの導入で誰もが同じフィールドで競技できるようにしようという考えも、「Sports Tech」に含まれます。

Fashion Tech(ファッシュテック)

Fashion Tech(ファッシュテック)

「Fashion Tech(ファッシュテック)」の「Fashion」は、「Fashion(ファッション)」を指します。「Fashion Tech」とも呼ばれますが、文字通りファッション業界にIT技術を導入し、革新や活性化を図ろうとする取り組みを指しています。

例えば、自動で服のコーディネートを提示してくれるアプリや、アパレルECサイトといったものが、「Fashion Tech」の代表例として挙げられます。また、インタラクティブ機能を持たせた繊維素材に関するGoogleの「プロジェクト・ジャカード」なども、「Fashion Tech」にあたります。

Sales Tech(セールステック)

Sales Tech(セールステック)

「Sales Tech(セールステック)」とは、営業活動にIT技術を導入する取り組みやツールのことです。「Sales Tech」を取り入れることにより、営業活動の効率化や、生産性の向上を図ることができます。

「Sales Tech」のツールの具体例としては、「SFA」や「CRM」が挙げられます。前者は「営業支援システム」とも呼ばれるもので、営業部の業務の自動化や情報分析を行うシステムです。後者は「顧客管理」とも呼ばれ、顧客の情報を一元管理してマーケティングに役立てるシステムになります。

Insur Tech(インシュアテック)

Insur Tech(インシュアテック)

「Insur Tech(インシュアテック)」の「Insur」は、「Insurance(保険)」を意味します。その名の通り、保険業界に最新テクノロジーを導入する取り組みを指しています。

ここで言う「テクノロジー」とは、IoTやビッグデータ、AIなどのことです。
例えば、スマートフォンなどのデバイスを通じ、自動車の運転情報などのさまざまな情報を取得して、ビッグデータとして蓄積します。これをAIによって分析し、個人のデータと照合することで、よりきめ細かい保険の引き受けが可能になるという具合です。

Fem Tech(フェムテック)

Fem Tech(フェムテック)

「Fem Tech(フェムテック)」の「Fem」とは、「Female(女性)」のことです。女性に特有の健康問題について、テクノロジーを活用することで解決していこうとする取り組みなどが、「Fem Tech」になります。

近年は女性の地位向上の意識が強まったこともあり、タブーとされがちだった生理にまつわる問題なども、メディア等でクローズアップされるようになっています。「Fem Tech」はこうした問題を商品やサービスで解決しようとする動きで、例えば月経周期などに応じて個別にカスタマイズされた生理用品を毎月送ってもらえるサービスなどが、これにあたります。

BO Tech(ビーオーテック)

BO Tech(ビーオーテック)

「BO Tech(ビーオーテック)」の「BO」とは、「Back Office(バックオフィス)」の略語です。「バックオフィス」とは、経理や会計、総務、庶務といった、営業やマーケティングなどの部門を後方から支援する管理部門を指します。

クラウドやAIなどの技術を使うことで、こうした部門の業務効率化を図ろうというのが、「BO Tech」の趣旨です。これらの部門の業務は、反復的な事務作業が中心ですが、クラウドサービスなどのシステムで一元管理することにより、工数を減らして業務効率を上げることができます。

Auto Tech(オートテック)

Auto Tech(オートテック)

「Auto Tech(オートテック)」の「Auto」は、「automation(自動化)」のことですが、「自動運転」の意味もあります。自動車技術とIT技術を組み合わせ、輸送の安全性や利便性を高めようとする取り組みを指します。

「Auto Tech」の例としては、AIを搭載した自動運転車や、自動ブレーキ付きの自動車、コネクテッドカー(インターネットへの常時接続機能を持つ自動車)などがあります。近い将来に自動運転が本格化すると見られていることから、「Auto Tech」企業への投資は増加する傾向にあります。

Healthcare Tech(ヘルスケアテック)

Healthcare Tech(ヘルスケアテック)

「Healthcare Tech(ヘルスケアテック)」は、文字通り「ヘルスケア」と「テクノロジー」を組み合わせた言葉で、「Health Tech(ヘルステック)」とも呼ばれます。医療分野にIT技術を取り入れることにより、新しい価値を持つサービスを生み出そうとする取り組みのことで、スタートアップ企業が続々と参入しています。

具体的な例としては、センサーによる被介護者の見守りシステムや、大便の状態で健康状態を診断するアプリ、紫外線によって空気感染を防ぐ殺菌装置などが挙げられます。

Home Tech(ホームテック)

Home Tech(ホームテック)

「Home Tech(ホームテック)」の「Home」とは、もちろん「住居」のことです。住環境へのテクノロジーの導入を指しており、快適で安全な住まいづくりが目的となります。

例えば、スマートフォンで家の空調をコントロールできるようにしたり、「スマートロック」の機能で玄関のロック解除を簡略化することなどが、「Home Tech」にあたります。このほかに、AIの導入によって物件の契約などの不動産取引全般を効率化させることも、「Home Tech」に含まれます。

Med Tech(メドテック)

Med Tech(メドテック)

「Med Tech(メドテック)」の「Med」は、「Medical(医療)」を意味しています。IoTや5Gなどのテクノロジーを使い、医療分野に革新を起こそうとする取り組みを指します。
例えば、医療機器などのIoT化や電子カルテ、医療機関へのインターネット予約、ロボットと5G通信によるリモート手術などが、「Med Tech」にあたります。

前述の「Healthcare Tech(ヘルスケアテック)」と混同しやすいところですが、「Healthcare Tech」の場合は、健康管理や病気予防のためのシステム・ソフトウェアなどが中心となる点で使い分けられます。

Retail Tech(リテールテック)

Retail Tech(リテールテック)

「Retail Tech(リテールテック)」の「Retail」は、「小売」の意味で、文字通り小売事業にIoTなどのデジタル技術を導入することを指します。また、それにより実現される技術・サービスについても言います。

「Retail Tech」の範囲は多岐にわたりますが、具体的にはEコマースやPOSシステムなどが、実例として挙げられます。「Retail Tech」を活用することにより、消費者の利便性を向上できたり、消費者の購買動向を分析してマーケティングに活かせるなどのメリットが得られます。