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「保証人」「連帯保証人」の意味と違い

「保証人」「連帯保証人」の意味と違い

「保証人」「連帯保証人」の意味と違いとは

「保証人」と言えば、借金などの際には大抵必要とされるものです。一方、これと混同されがちなのが「連帯保証人」ですが、実際にはこの2つの概念は、明確に異なります。両者の違いをよく把握しておくことは、ある場合において非常に重要になります。

今回は、「保証人」と「連帯保証人」の意味や違い、使い分けのポイントなどについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「保証人」とは

保証人

「保証人」とは、「主たる債務者が債務を履行しない時、これに代わって履行する義務を負う者」という意味の言葉です。ひらたく言えば、「借金などを払えなくなった人の代わりに返済しなくてはならない人」を指します。

「保証人」と「連帯保証人」は、どちらも「主債務者の債務について保証をする立場」にある点で違いはありません。ただ、以下の権利を持つかどうかで使い分けることができます。すなわち、「催告の抗弁権」と「検索の抗弁権」の2つです。これらの詳しい説明については、以下の項目で見ていきましょう。

「連帯保証人」とは

連帯保証人

「連帯保証人」とは、文字通り、「主債務者と連帯して債務を保証する者」という意味の言葉です。

「保証人」との違いは、上記のように、「催告の抗弁権」と「検索の抗弁権」を持たないという点にあります。「催告の抗弁権」とは、債権者がいきなり「保証人」へ債務の履行を請求してきた際、まず先に主債務者に請求するよう求められる権利のことです。一方「検索の抗弁権」は、主債務者に十分な額の資産がありながら返済をことわった場合に、それを証明して主債務者に返済してもらうよう求めることができる権利を指します。

また、「分別の利益」の有無ついても、両者には違いがあります。これは、複数人いる「保証人」の1人当たりの負担額が、債務全額を頭数で割ったものになるという利益のことです。例えば「保証人」が2人で、全ての債務が200万円だったとすると、1人当たりの負担額は100万円ということになります。しかし、「連帯保証人」にはこれが当てはまらず、たとえ複数いた場合でも、それぞれは債権者から全額を請求される可能性があります。

このように、「連帯保証人」」は「保証人」に比べて、課せられる責任が重いという特徴があります。