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クラウドファンディングの発案者側(調達者側)のメリットデメリット11選

クラウドファンディングの発案者側(調達者側)のメリットデメリット

クラウドファンディングとは?3種類のクラウドファンディング」にも記載したように「クラウドファンディング」とは、簡単に言えば「インターネットを通じて不特定多数から資金を募る」というサービスですが、この仕組みにより、すでに多くの事業や作品が世の中に生み出されています。

国内の例では、2016年に大ヒットしたアニメ映画「この世界の片隅に」が、クラウドファンディングを通じて制作されたことが話題となりました。

長年温めていたプロジェクトの資金を集めたいと考えている人や組織にとって、クラウドファンディングは魅力的なサービスです。その一方で、実際に利用する前に重要になるのが、「メリットとデメリットの検証」でしょう。これを怠ると、後々後悔することになる可能性もあります。

そこでここでは、クラウドファンディングにおける発案者側(調達者側)のメリットとデメリットについて、それぞれいくつかのポイントを挙げて解説していきたいと思います。

メリット

近年注目を集める「クラウドファンディング」には、さまざまなメリットがあります。出資者側としては、「小額からでも支援できる」という点や、「さまざまな形でリターンが得られる」などのメリットがありますが、もちろん発案者側(調達者側)にもいろいろなメリットがあります。
では、具体的にはどういった利点が挙げられるのでしょうか。

この項目では、クラウドファンディングで発案者側に考えられるメリットについて、主なものをいくつか挙げて解説していきましょう。

出資者側(支援者側)のメリットデメリットについては「クラウドファンディングの出資者側(支援者側)のメリット・デメリット12選」をご確認ください

不確実性が高い事業でも資金調達が可能

不確実性が高い事業の資金調達の可能性が高まる

「クラウドファンディング」における発案者側のメリット、まず1つ目は、「不確実性が高い事業でも資金調達の可能性がある」ということです。

これまで金融機関やベンチャーキャピタルから出資を得ようとしても、不確実性が高い案件に対しては、なかなかハードルが高いのが実情でした。しかしクラウドファンディングの場合、支援者の賛同を得さえすれば、比較的容易に資金を集めることができます。こうした点は、発案者側にとって大きなメリットと言えるでしょう。

現金以外のリターンもOK

現金以外のリターンもOK

「クラウドファンディング」の発案者側のメリット、2点目は、「現金以外のリターンも設定できる」ということです。

クラウドファンディングにはいくつかの種類があり、それぞれで支援者へのリターンが異なります。「投資型」の場合は主に分配金のリターンが設定されますが、「購入型」の場合は商品やサービス、権利などのリターンにすることができます。また、「寄附型」の場合は、リターン自体なくてもかまいません。金融機関などは、当然融資への返済が前提となりますから、この点は大きなメリットです。

クラウドファンディングの種類については「クラウドファンディングとは?3種類のクラウドファンディング」をご確認ください

完全成功報酬制

完全成功報酬制

発案者側の「クラウドファンディング」のメリット、3点目に挙げるのは、「完全成功報酬制が採られている」というところです。

一般的なクラウドファンディングプラットフォームのサービス形態は、原則として「完全成功報酬型」となっています。つまり、手数料は目標達成時にのみ発生する仕組みで、発案者側は基本的に、案件について無料で掲載することができます。自己資金にとぼしい人や、事業経験の浅い人にとっても利用しやすいサービスとなっています。

宣伝効果が見込める

宣伝効果が見込める

「クラウドファンディング」の出資者側のメリット、4点目は「宣伝効果」についてです。

クラウドファンディングを利用することで発案者が得られる利点は、資金調達や掲載の容易さといった面だけではありません。「プロジェクトの掲載」自体が宣伝効果を生むというメリットがあります。
商品やシステムができ上がらないうちから、その存在を世の中に発信することができますから、知名度を少しでも上げたいという場合は効果的な方法と言えるでしょう。

ファンの獲得が可能

ファンの獲得が可能

「クラウドファンディング」の発案者側のメリット、5つ目に紹介するのは、「ファンを獲得できる」という点です。

ある商品やサービスを軌道に乗せるには、ファンの存在が欠かせません。それらを長く利用してくれるような、愛着や忠誠心を持つ人々をいかに多く作るかが、成功の鍵になります。その点、支援者は自らの意思で出資を行い、開発中からその経緯を見守ることになるので、自然と思い入れが深くなります。さらにはそこから発展し、会社そのもののファンとなってくれる可能性も秘めています。

多額の資金調達も可能

多額の資金調達も可能

「クラウドファンディング」における発案者側のメリット、最後にご紹介するのは、「多額の資金調達が可能」という点です。

クラウドファンディングの最大の特徴は、「不特定多数から資金を集める」という部分にあります。発案者の提案内容や、リターンが魅力的なものであれば、想像以上の数の出資者を集めることも可能です。その場合、一人一人の金額は少なくても、結果的には多額の資金を集めることとなりますから、大規模なプロジェクトでも対応可能となります。

デメリット

ここまでは、「クラウドファンディング」における発案者側のメリットについて紹介してきました。しかし、どんなサービスにも言えることですが、メリットがあるものにはほとんどの場合デメリットもあります。これからクラウドファンディングの利用を考えている人や企業にとって、その両面を知っておくことは大切でしょう。

そこでこの項目では、クラウドファンディングで発案者側に考えられるデメリットについて、主な点を挙げて解説していきましょう。

資金がすぐ集まる保証はない

資金がすぐ集まる保証はない

「クラウドファンディング」における発案者側のデメリット、まず1つ目に紹介するのは、「資金がすぐ集まるとは限らない」という点です。

クラウドファンディングでは、資金がどれくらの早さで集まるのか、具体的な基準はありません。個々の案件によって異なるのが実情ですが、一般的な傾向では、数ヵ月かかることが多くなっています。そのため、急いで資金を調達したいという場合の利用には、あまり適していません。少なくとも、全額をクラウドファンディングで賄うのは難しいと言えるでしょう。
一方、融資実行まで比較的かかると言われる日本政策金融公庫でも、3~4週間以内での融資実行が可能となっています。

このことから明らかなように、クラウドファンディングは時間的な余裕があるプロジェクトや、資金の一部を賄いたいという場合に向いたサービスです。

アイデアが盗まれる可能性も

アイデアが盗まれる可能性も

「クラウドファンディング」で発案者側に考えられるデメリット、2つ目は「アイデアが他人に盗まれる可能性がある」ということです。

クラウドファンディングは、個人や会社が温めて来たアイデアを公開し、一般から広く資金を募るという仕組みになります。公開することで共感やファンを得ることもできますが、アイデアを競合他社などにさらす危険もつきまといます。
ですので、事前に特許を申請しておくなどの対策は不可欠です。

一気に信用を失う恐れも

一気に信用を失う恐れも

「社会的な信用を失う恐れもある」という点も、「クラウドファンディング」における発案者側のデメリットの1つでしょう。

プロジェクトを公開し、無事資金が集まって企画がスタートしたとしても、100%成功するとは限りません。途中で頓挫する可能性はありますし、そうした場合は広い層から支援を得ていたぶん、一気に社会的な信用を失うことも考えられます。
また「投資型クラウドファンディング」においても、一定期間で成果が出ない場合は、出資者の信頼を失うことにつながります。

管理コストの増大

管理コストの増大

「クラウドファンディング」の発案者側のデメリット、4点目は「管理コストが大きくなる」ということです。

クラウドファンディングの特徴は、すでに述べたように、「不特定多数の人から少しずつ資金を集める」という点にあります。つまり、発案者側には支援を受けた人数分の管理コストが生じるわけです。「購入型」の場合は商品の発送などの手間がかかりますし、「融資型」なら分配金の手配などの業務も必要となります。こうした点も、事前にきちんと踏まえておいた方が良いでしょう。

Web上に残り続ける

Web上に残り続ける

「クラウドファンディング」における発案者側のデメリット、最後にご紹介する点は、「Web上に記録が残り続ける」ということです。

一度クラウドファンディングサイトで公開されたプロジェクトは、目標金額に達したかどうかにかかわらず、原則として削除することはできません。募集期間中はもちろん、期間後もWeb上に残り続けます。これは、どのプラットフォームでも同様です。
勢いで公開してしまい、将来後悔することのないよう、事前によく考慮した上でサービスを利用するようにしましょう。

クラウドファンディングとは?3種類のクラウドファンディング

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