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「元妻」と「前妻」の意味と違い

「元妻」と「前妻」の意味と違い

「元妻」と「前妻」の意味と違いとは

夫婦の3組に1組の割合で離婚すると言われている現在、男性が以前の結婚相手を指して、「元妻が…」などと言うのを聞く機会も多くなりました。ところで、この「元妻」と似た表現に「前妻」というものがあります。この2つの言葉には、一体どのような違いがあるのでしょうか。使い分けのポイントなどが知りたいところです。

そこで今回は、「元妻」と「前妻」の意味と違いなどについて解説したいと思います。

「元妻」とは

元妻

「元妻」とは、「以前その男性と婚姻関係にあった女性」という意味の言葉です。過去のある時期に結婚していたものの、現在は離婚している元配偶者の女性を指します。読み方は「もとつま」です。「この人は僕の元妻です」「元妻とは今も連絡を取り合っている」のように使われます。

「妻」は、「かんざしに右手をやって髪をととのえる女性」の象形から成り、「結婚して夫のいる女性」を意味します。それに「はじめ」を表す「元」がつくことで、「以前は妻だった女性」を意味する言葉となりました。

「元妻」の語の特徴としては、「前妻」と違い、言葉の意味が比較的軽いという点があります。「元妻」という言い方は、単なる関係性を表す表現で、特別なニュアンスなどはありません。離婚がそれほど重大なことではなくなった現代風な表現と言えます。

「前妻」とは

前妻

「前妻」は、「一夫多妻制での、先に結婚した妻」という意味合いもありますが、一般的には「死別・離別した妻」という意味で使われます。読み方は「ぜんさい」で、「先妻」と同義の言葉です。「三年前に癌で前妻を亡くしました」「前妻とはやむをえない理由で別れた」のように使われます。

「前妻」の語の特徴は、言葉の意味がやや重いという点にあります。これは、今と違い離婚がそれほど多くなかった時代の表現であることによります。
以前は、よほどの事情があるか、または先立たれるなどしない限り、婚姻関係が続くのが当たり前とされていました。そのため、やや重たいニュアンスが出るのが、「元妻」との違いになります。
また、2回以上の離婚歴がある場合、前妻は最後に離婚した妻を指し、元妻は前妻を含め妻となった女性全員を指す言葉として使う場合もあります。

こうした点に気をつけると、使い分けしやすくなるでしょう。