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一般常識

「定休日」と「店休日」の意味と違い

「定休日」と「店休日」の意味と違い

「定休日」と「店休日」の意味と違い

「定休日」という言葉は、美容室やクリーニング店などのお店でおなじみのものでしょう。一方、これとよく似た言葉に、「店休日」というものがあります。どちらもお店の休業日についての言葉で、響きも似通っているため、混同する人も少なくありません。
しかし、この2つの言葉は、ある点で明確に区別することができます。では、そのポイントとは何なのでしょうか。

今回は、紛らわしい「定休日」と「店休日」の意味や違いについて、詳しく解説していきたいと思います。

定休日とは

定休日

「定休日(ていきゅうび)」とは、「あらかじめ日を定めて業務を休む日」という意味の言葉です。文字通り「定休(日を定めて業務を休むこと)の日」のことで、商店や会社などにおいて、営業しないことが前もって決められている日を指します。
「この店は月曜日が定休日だ」「今日がクリーニング店の定休日なのを忘れていて、無駄足を踏んでしまった」のように使われます。

「定休日」と「店休日」の違いは、「定休日には不定休が含まれない」という点にあります。前述のように、「定休日」は「あらかじめ定められている」のが特徴であり、急に決まったような休みや月ごとに変動する休みは、「定休日」とは呼ばれません。ですので、「店主が突然倒れたので、今日は定休日になった」といった使い方は、間違いということになります。

店休日とは

店休日

「店休日(てんきゅうび)」とは、文字通り「お店が休みの日」を意味する言葉です。デパートや飲食店などの店舗が、営業を休む日を指して使われます。辞書に記載されるような正式な言葉ではないものの、一般的に幅広く使われており、「店の前に次の店休日のお知らせが出ている」「7月の店休日は、21日水曜日のみです」のような使い方をされます。

「定休日」と響きはよく似ていますが、詳しい内容は異なります。「店休日」は、単に「お店が休みになる日」を指す言葉で、あらかじめ予定されているかどうかは問いません。つまり、「不定休(特に規則性などのない、不定期の休み)」を含むことになります。この点は、上記のように不定休を含まない「定休日」との、明確な違いになります。

「定休日」と「店休日」の意味と違い

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