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「阪神間(阪神地方)」「阪神」はどこを指す?

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阪神間(阪神地方)と阪神はどこを指す?
「阪神間(阪神地方)で営業する業者」などのように、「阪神間」という言葉はいろいろな場面で目にするものです。その一方で、「阪神高速道路」などのように、「阪神」という言葉も日常的におなじみのものとなっています。ほとんど同じ意味にも見える二つの言葉ですが、実はそれぞれが表す地域には、微妙な違いがあります。では、その具体的な定義などはどうなっているのでしょうか。
本記事では、「阪神」と「阪神間」がそれぞれどこを指しているかについて詳しく解説していきます。
阪神間(阪神地方)とは
尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・川辺郡猪名川町
「阪神間」や「阪神地方」と呼ばれる地域がどこに当たるかは、兵庫県の地域区分で定義されています。具体的には、尼崎市・西宮市・芦屋市の3市が「阪神南県民センター」の管轄で、伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・川辺郡猪名川町の4市1町が「阪神北県民局」の管轄とされます。すなわち、左の区域をすべて合わせたエリア(7市1町)が、「阪神間」または「阪神地方」に相当します。
この定義を見るとわかりますが、「阪神間(阪神地方)」に「大坂」「神戸」は入っていません。「阪神“間”」とあるように、地域区分の定義で言うと、あくまでも大坂市と神戸市の「間に広がる地域」を指すようになっています。この点は、後述するように「阪神」との区別のポイントになります。
一方、歴史的な観点で見ると、もともと「阪神間」は居住エリアとして発展してきたという経緯があり、その点を重視してこの言葉を使う際は、神戸市も含めるのが通常です。神戸市の中でも、特に東灘区と灘区の2区を指すことが多くなっています。
阪神とは
神戸市・大阪市・尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・川辺郡猪名川町
「阪神」とは、「大阪市と神戸市の総称」を意味する言葉です。また、両市を中心とした地域も指します。「大坂市」の「坂」と「神戸市」の「神」をつなげた呼称で、明治時代の中頃から使われだしたと言われています。「阪神都市圏」や「阪神工業地帯」、「阪神タイガース」、「阪神電気鉄道」など、さまざまな場面で使われています。
「阪神」が具体的にどこを指すかということについては、地域区分的な定義があるわけではありません。ただ、一般的には前述の「阪神間」の地域に、大阪市と神戸市を加えたエリアを指すことが多くなっています。つまり、兵庫県尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・川辺郡猪名川町、そして大阪市・神戸市の9市1町が「阪神」に相当すると言えます。
こうした区分は使用場面や前後の文脈で変わる場合もありますが、基本的に「阪神間(阪神地方)」と「阪神」の違いは、「大坂・神戸が入るかどうか」という点にあると考えて良いでしょう。

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