一般常識
「水泳」「競泳」の意味と違い

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「水泳」「競泳」の意味と違いとは
「水泳」と「競泳」は、どちらも「泳」の字が入っているように、共に水の中で泳ぐことを表す言葉です。しかし、単に泳ぐといっても、「水泳」と「競泳」がそれぞれ指し示すものは異なります。ではこの2つは、具体的にどのような点が異なるのでしょうか。
今回は、「水泳」と「競泳」の意味や違い、使い分けのポイントなどについて解説していきましょう。
「水泳」とは
「水泳(すいえい)」とは、文字通り「水中で泳ぐこと」という意味の言葉です。スポーツあるいは娯楽などの目的で、海や川、プール等の水の中で泳ぐことを言います。「ずっと水泳教室に通っていたこともあり、泳ぎは得意だ」「毎年寒中水泳大会に参加している」のように使われます。
「水泳」の「水」は、「流れる水」の象形から成り、「みず」を意味します。「泳」の字は、「長い川」「足」の象形から成り、「手足を伸ばして水をわたる」さまを表しています。そこから「およぐ」の意味で使われるようになりました。
「水泳」と「競泳」の主な違いは、目的にあります。「競泳」が後述するように、純粋に競技として行うものであるのに対し、「水泳」は健康維持や娯楽が主な目的である点で使い分けられます。
「競泳」とは
「競泳(きょうえい)」とは、「一定の距離を泳ぎ、その速さを競うこと」という意味の言葉です。泳法(泳ぎの型)と距離に応じて決められた種目別に競技者が競いあい、タイムを争います。例えばオリンピックの自由形であれば、50m、100m、200m、400m、800m(女子)、1500m(男子)の種目に分かれており、それぞれで競技を行って順位を決定します。
「競泳」の「競」の字は、「2人が向き合って意見を出し合う」象形から成り、「どちらが優れているか争う」の意味を持ちます。
「水泳」とは、「泳ぐ」という点で違いはありませんが、上記のように目的は異なります。「水泳」が娯楽などのために行い、誰かと競うことが主な目的ではないのとは違い、「競泳」はスピードを競い合うことだけが目的となっています。
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