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昇格・昇進・昇任・昇給・降格の違い
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昇格・昇進・昇任・昇給・降格・降任・降給の違い
昇進や昇格などと聞いて役職や地位が上がったとなんとなく分かってもその違いをしっかりと理解している人は決して多くないかと思います。
また、似た言葉で昇任などがありますが言葉は似ていても意味は違ってきます。
ここでは昇格・昇進・昇任・昇給・降格・降任・降給の違いについて紹介していきます。
昇進とは
昇進とは役職が上がることを指します。「ご存知ですか?会社組織の役職と順位」で記載したように一般的な会社では役職のない平社員からはじまり主任、係長、部長などと役職が上がっていきます。
そのため人事評価により主任から課長に上がることや課長から部長に上がることを昇進といいます。
昇格とは
昇進と似た言葉に昇格と言った言葉がありますが、どちらも上がると言った意味を持つ言葉ですが違った意味を持つ言葉になります。
昇格とは多くの会社で導入されている職務資格制度や役割等級制度と呼ばれる上記のような図で等級が上がった場合を指す言葉になります。
図の5等級で5等級の係長から5等級の課長に昇進することもあるため必ずしも昇格したからと言って昇進したとは言い切れませんし、3等級の主任から4等級の主任に昇格したからといって昇進したとも限りません。
また、同じ意味で昇級と言った言い方をする場合もあります。
昇任とは、昇級とは
昇任とは上記の昇進と同じ意味を持つ言葉ですが、一般的な会社ではあまり使用されず公務員などが昇進した際に使われる言葉になります。
「ご存知ですか?会社組織の役職と順位」にあるように警部補から警部へ、警部から警視正などへ昇進した場合に昇任と言います。
昇給とは
昇給とは給与が上がることを意味する言葉になります。上記の職務資格制度により昇格した場合には等級が上がるため基本的には昇給しますが、5等級の係長から5等級の課長へと昇進した場合には等級は変わらないため昇給はしない場合があります。
※会社によって職務資格制度には違いがあるため昇給する場合もあります。
また、ベースアップと呼ばれる会社全体の給与が底上げされる場合には、昇進や昇格しなくとも昇給する場合があります。
降格・降任・降給とは
昇進や昇格、昇給などと反対の意味を持つのが降格・降任・降給と言った言葉になります。
昇進・昇格の反対が昇格、昇任の反対が降任、昇給の反対が降給となります。
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