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「POS」の意味とは?使い方や例文、「レジ」との違い

「POS」の意味とは?使い方や例文、「レジ」との違い

「POS」の意味とは?使い方や例文、「レジ」との違い

「POS」という言葉は、スーパーやコンビニ、外食チェーンなどではおなじみの一方で、一般的にはあまりよく知られていない部分も多くなっています。果たしてこのアルファベット3文字は、何を意味しているのでしょうか。

今回は、「POS」の意味や使い方、導入のメリットなどについて解説していきましょう。

「POS」の意味

「POS」というと、いわゆる「レジ」のことと考える人もいますが、正確にはそうではありません。ここでは「POS」の正しい意味と、一般的な「レジ」との違いについて見ていきましょう。

「POS」とは

「POS」とは、「Point of Sales」の略語です。直訳すると「販売機会の発生点」といった意味になりますが、日本語では通常「販売時点情報管理」と訳されます。ネットワークを通じて商品の販売時点での売上情報(商品名や数量、金額、時間など)を収集し、それを基として売上や在庫の管理を行うシステムを指します。「POSシステム」や「POSレジ」などとも呼ばれます。

通常は、バーコードリーダーなどによって読み取られた情報をPOSサーバーに送信して、それらを多角的に分析し、経営管理に役立てるという流れになります。従来はチェーン店を展開する企業などでの活用がほとんどでしたが、現在は比較的小規模な企業や、個人でも導入するケースが相次いでいます。

また、こうしたシステム自体を指す以外に、その周辺機器を指して「POS」と呼ぶこともあります。

「POS」と「レジ」の違い

「レジ」とは「キャッシュレジスター」の略で、日本語では「金銭登録機」と呼ばれます。金銭の出納の記録や保管のための機械のことで、売上金額の表示や計算、領収書の発行、金庫の代行といった機能を持ちます。19世紀末に誕生して以来、機械式からPC型、さらにクラウドと連携したタブレット型へと進化を遂げています。

一方「POS」は、「商品の販売に関する情報を一括して管理できるシステム」を指します。「レジ」は「お金の管理」が主な用途ですが、「POS」はそれだけでなく、「経営に役立つ情報の収集」ができる点が特徴です。

「POS」の使い方・例文

「POS」の意味について知ったところで、続いては実際の使い方について見ていきましょう。ビジネス用語としての「POS」は、以下の例文のように使われます。

例文:「POSシステムは、今やチェーンストアだけでなく、一般商店でも普通に使われている」

例文:「POSレジと普通のレジのどちらを導入するかは、店の状況に応じて決めた方がいい」

例文:「POSのデータから、売れ筋の商品と、それが売れやすくなる条件が明らかになった」

例文:「POSを導入してから、注文料理別の集計が各段に楽になった」

例文:「せっかくのPOSデータも、活用できるスキルがなければ売上にはつながらない」

「POS」のメリット

さて、ここまで「POS」の意味や使い方について見てきましたが、そもそも「POS」を導入することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。最後にその点について見ておきましょう。

集計と在庫管理の効率化

まず挙げられるのが、「集計作業や在庫管理が楽になる」ということです。集計作業に関しては、「POS」システムが自動で行うため、お店側は現金と照らし合わせるだけでOKです。在庫については、商品の販売時点でデータに反映されるため、効率よく在庫管理を行えるようになります。

データをマーケティングに活かせる

「POS」システムでは、売れた商品の種類や数、時間、金額といったデータが集められますが、これらのデータはマーケティングに活用することが可能です。上の例文でも挙げたように、売れ筋の商品と、それらの売れやすい条件などが判明しますし、逆に死筋の商品を見極めることも容易になります。さらに顧客の年齢や性別といったデータを加えれば、どの層にどんな商品をアピールすべきかも分析することができます。