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「入職」「入社」「就職」の違い

「入職」「入社」「就職」の違い

入職・入社・就職の違い

「どこかに所属して働き始める」ということを表す言葉には、「入職」や「入社」などいくつかのバリエーションがあります。これらの言葉はそれぞれどんな違いがあり、どういった時に使うのが正しいのでしょうか。きちんと使い分けられるよう、それぞれの意味を踏まえておきたいところです。

そこで今回は、「入職」「入社」「就職」という3つの言葉の意味や違いについて、詳しく解説していきます。

入職とは

「入職」の辞書での意味は、「職に就く」というものです。新規採用、または再就職などによって、就労者となることを指します。転職による労働移動者も含まれます。「入職」の対義語は、「離職」になります。

「入職」と「入社」の違いは、非常に分かりづらいところです。実際に、両者の意味合いはほとんど同じといっても間違いではありません。しかし、両者は使い方に微妙な違いがあります。
「入職」という言葉は、一般的な会社や組織に働き手として入ることを指します。銀行員やテレビ局員、公務員などになる場合も、まとめて「入職」と呼ぶことができます。こうした使い方の幅広さは、「入社」とは異なる点です。

また、「入職」という言葉は、特に医療関係の職場でよく使われるのが特徴です。医師や看護師が病院などで働き始めることを、一般的に「入職」と呼ぶようになっています。この点も、「入社」との違いに挙げられます。

入社とは

「入社」の辞書での意味は、「会社へ社員として入ること」というものです。「入社」の「社」は、この場合「会社」のことを示しています。「入社して5年経った」「希望する会社へ入社できなかった」などのように使います。入社の反対語は、「退社」になります。

「入社」という言葉の特徴は、前述のように「入るのが会社である」という点にあります。「入社」が指すのは、株式会社や有限会社、合同会社といった企業の社員となることで、病院や学校へ入る場合は使いません。「入職」は上記のように幅広く使える言葉ですから、この点は両者の大きな違いと言えます。

就職とは

「就職」とは、「新しく職に就くこと」を意味する言葉です。一般的には、高校や大学などの学校を卒業したものが、会社員や職員など初めて何らかの職業に就くことを示しています。単に継続して働くだけでなく、正社員として会社に所属することを言うのが通常です。そのため、アルバイトやパートなどで働く場合には、通常は「就職」とは認識されません。

「入職」との違いを挙げるとすると、「入職」は一般の会社への入社も含むものの、一般的には医療関係への従事を指すことが多いという点が指摘できます。「就職」は病院などに偏らず、職業一般に就くことを指しますから、この点は両者の主な違いになります。