HOME>ビジネス用語>「ノルマ」と「目標」の意味と違い

ビジネス用語

「ノルマ」と「目標」の意味と違い

「ノルマ」と「目標」の意味と違い

ノルマと目標の意味と違いとは

仕事や作業を行うにあたって、よく使われるのが「ノルマ」という言葉です。ところでこの「ノルマ」と同じような意味の言葉に、「目標」というものもあります。両者はほとんど同じ内容に見えますが、違いなどはないのでしょうか。使い分けのポイントなどが知りたいところです。

そこで今回は、「ノルマ」と「目標」の意味や違いなどについて解説したいと思います。

「ノルマ」とは

ノルマ

「ノルマ」とは、「個人や集団に割り当てられる、一定時間内に果たすべき標準作業量」といった意味の言葉です。ロシア語の「norma」に由来しており、第二次大戦後、シベリアに抑留された元日本兵などによってもたらされました。この意味から転じて、現在は「各自に課せられた仕事などの量」という意味で使われるようになっています。
「ノルマを達成するにはもっとがんばらないと」「営業にはきついノルマが課せられている」「給料が上がった分、ノルマも増えた」のように使われます。

「目標」との違いは、主体的に作ったものではないという部分にあります。後述するように、「目標」は多くの場合自ら主体的に立てるものを言いますが、「ノルマ」は他人によって課せられるものを指しています。この違いに留意すると、使い分けやすくなるでしょう。

「目標」とは

目標

「目標」とは、「そこへ行きつくために目じるしとするもの」といった意味の言葉です。
「標」の字は「木の幹や枝の先端」を表しており、「しるし」の意味を持ちます。「あの山を目標にして歩く」のように使われます。

「目標」はまた、上の意味から派生して、「行動を進めるにあたり、実現や達成を目指すべき水準」の意味でも使われます。この場合は、「目標集客人数は500人だ」「営業目標を達成するには、計画の立て方が大切になる」のように使われます。
こちらの意味の場合、「ノルマ」との違いが分かりにくいところですが、前述のように、自主的なものかどうかという点で区別できます。誰かから課せられる「ノルマ」に対し、「目標」は自らが設定することが多くなっています。そのため、「目標」の方がポジティブなイメージを持つのが通常です。