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「ネゴシエーション」の意味とは?使い方や例文

「ネゴシエーション」の意味とは?使い方や例文

「ネゴシエーション」の意味とは?使い方や例文

「ネゴシエーション」という言葉は、おそらく多くの人が耳にした経験があるでしょう。しかし、その詳しい意味となると、正直あまり自信がないという人も多いと思います。ビジネスシーンでも頻出するこの言葉ですが、一体どのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「ネゴシエーション」の意味や使い方などについて、詳しく解説していきたいと思います。

「ネゴシエーション」の意味

「ネゴシエーション」とは

「ネゴシエーション」とは、「交渉」を意味する言葉です。協定や取引などについての話し合いを指しますが、ビジネスにおいては、ある目的の達成のためにビジネスパートナーや他部署などと情報を交換し、意見のすり合わせを行うといった意味で使われることが多くなっています。「ネゴ」と略して呼ばれることもあります。

一方、IT関連の用語としては、コンピューターや周辺機器の間で通信を行う際に、通信速度などについての情報を相互にやり取りし合うことを言います。

「ネゴシエーション」の由来

カタカナ語の「ネゴシエーション」は、英語の名詞「negotiation」に由来しています。「negotiation」の意味は、「交渉」「折衝」「通り抜け」「流通」といったものになります。例えば、「negotiation arrangements」であれば「交渉成立」の意味に、「peace negotiation」であれば、「和平交渉」の意味になります。

「ネゴシエーション」の使い方・例文

上の項目では「ネゴシエーション」の意味について学びましたが、具体的にはどのように使われるのでしょうか。ここでは、ビジネス用語としての「ネゴシエーション」の使い方について、例文を挙げて紹介していきましょう。

例文:「上司とのネゴシエーションでは、まず問題についての簡単な概要から始めた方がいい」

例文:「契約条件をめぐる取引先とのネゴシエーションは、かなり難航することが予想される」

例文:「ネゴシエーションスキルを磨くことで、余計な摩擦の発生を防ぐことができる」

「ネゴシエーション」が必要な状況

「ネゴシエーション」の意味は「交渉」や「折衝」ということですが、実際にどのような場面で必要になるのでしょうか。ここでは、「ネゴシエーション」が求められるシチュエーションについて見てみましょう。

利害の衝突が起きた場合

分かりやすい例が、「企業間取引」です。企業と企業があるビジネスのために取引を行う場合、どちらも自社の利益の追求を優先したいことから、費用の負担などについては利害が衝突しやすくなっています。こうした際には、「ネゴシエーション」による調整が必要になります。また、同じ社内においても、部門間で日程やコストなどをめぐって利害が衝突し、「ネゴシエーション」が必要になるケースもあります。

問題解決の方法が見えにくい場合

ビジネスシーンにおいては、問題に対する解決方法が不明瞭で、双方の主張をぶつけ合うだけとなる状況が多々発生します。こうした場合にも、「ネゴシエーション」が必要になります。

例えば、売上アップの方策をめぐり、キャンペーンの実施を主張する営業マンと、価格の見直しを求める小売業者の間でぶつかり合いが生じるといったケースがそれです。また、伝統的な手法を守ろうとするベテラン社員と、変化を求める若手社員とで意見が割れてしまうといったケースも、これにあたります。

「ネゴシエーション」の成功とは

ここまで「ネゴシエーション」の意味や使い方、必要となる状況について見てきましたが、そもそも「ネゴシエーション」のゴールはどこにあるのでしょうか。この項目では、「ネゴシエーション」が成功と判断される基準について見ていきましょう。

賢明な合意

「ネゴシエーション」におけるコミュニケーションは、相互の信頼に基づいて行うのが基本です。その上で、建設的な議論による双方の「賢明な合意」を目指すことがゴールとなります。例えばどちらか一方に負担を負わせるような結論だと、その後良好な関係を維持することは難しくなりますから、「ネゴシエーション」の成功とは言えません。

合意が効果的であること

当然ですが、有意義な合意が行われないと、「ネゴシエーション」が成功したとは言えません。上でみたように、「ネゴシエーション」は利害の衝突など現実的な問題解決のために行われます。実質的な効果を伴う成果が出なければ、「ネゴシエーション」をする意味はないでしょう。

関係の改善

「ネゴシエーション」のゴールには、当事者間の関係の改善も含まれます。望ましいのは相互の信頼関係を築くことですが、そこまで行かずとも、関係を損なわない程度の歩み寄りでも成功とみなすことができます。

最後に

以上、「ネゴシエーション」についての意味や使い方について、例文を交えて紹介してきました。

このように、ビジネスシーンでは日常的に「ネゴシエーション」が行われますが、その際押さえておくべき大事なことがあります。それは、「自分の意見を強要しない」ということです。人によっては、一方的にこちらの意見を通すことを「交渉」と思っているケースもありますが、これは間違いです。上で述べたように、双方が納得して合意に至るのが「ネゴシエーション」のゴールですので、この点は忘れないようにしましょう。