HOME>一般常識>「慢心」「傲慢」「怠慢」の意味と違い

一般常識

「慢心」「傲慢」「怠慢」の意味と違い

「慢心」「傲慢」「怠慢」の意味と違い

「慢心」「傲慢」「怠慢」の意味と違いとは

「慢心」「傲慢」「怠慢」の3つの熟語は、いずれも「慢」の字が入ることで共通しています。意味合いのイメージも似ているこの3語ですが、それぞれどのように使い分けるべきなのでしょうか。個々の詳しい意味合いが知りたいところです。

そこで今回は、「慢心」「傲慢」「怠慢」の意味や違いについて探っていきたいと思います。

「慢心(まんしん)」とは

慢心

「慢心」とは、「驕りたかぶること」という意味の言葉です。謙虚さを失い、思いあがった態度を取ることを指します。また、そうした心についても言います。読み方は「まんしん」で、「彼は急な成功ですっかり慢心してしまった」「彼女の言動からは、チームの絶対的なエースであるという慢心が垣間見える」のように使われます。

「慢心」の「慢」の字は、「心臓」「遠い、長い」を表す象形から成り、「(心が伸びたるんで)おこたる」を意味します。また、「他人をあなどる」「おろそかにする」といった意味も持ちます。

「傲慢」との違いは微妙なところですが、意味の重点が置かれているポイントがやや異なります。「傲慢」については後述しますが、「慢心」の場合は「思い上がりや自信過剰な様子」に重点を置く点で、「傲慢」と使い分けることができます。

「傲慢(ごうまん)」とは

傲慢

「傲慢」とは、「驕りたかぶって他人を見下すこと」という意味の言葉です。また、そうした様についても言います。読み方は「ごうまん」で、「彼女の傲慢な態度は、周囲から疎まれている」「彼があまりに傲慢なので、友人は皆離れていった」のように使われます。

「傲慢」の「傲」の字は、「人」「出る」「解き放す」の象形から成り、「気ままに遊びまわる」「驕る」などの意味を持ちます。

「慢心」とは、「驕りたかぶる」という意味で違いはありません。ただ、上記のように意味の重点の置きどころに多少の違いがあります。「慢心」が「自信過剰な様子」に重点を置いているのに対し、「傲慢」は「他人を見下す態度」に重点を置く点で使い分けられます。

「怠慢(たいまん)」とは

怠慢

「怠慢」とは、「やるべきことをしないこと」という意味の言葉です。仕事やつとめをなまけたり、なおざりにすることを指します。また、そうした様についても言いす。読み方は「たいまん」で、「彼の最近の怠慢ぶりは目に余る」「彼女は職務怠慢のせいでたびたび指導されている」のように使われます。

「怠慢」の「怠」の字は、「とどまる」「心臓」の象形から成り、「心がとどまる」ことを表しています。そこから「なまける」「おこたる」などの意味で使われるようになりました。

「怠慢」は、「慢心」や「傲慢」とははっきり意味が違います。「怠慢」は「仕事などをなまけること」であり、「慢心」などのような「思いあがる」といった意味合いはありません。