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「リーク」の意味とは?使い方や例文

「リーク」の意味とは?使い方や例文

「リーク」の意味とは?使い方や例文

少し前に「ウィキリークス」というWebサイトが有名になりましたが、この名前についている「リーク」は、ビジネスシーンでもよく使われる言葉です。「リーク情報」などのように使われますが、一体どういう意味を表しているのでしょうか。具体的な用法についても知りたいところです。

そこで今回は、「リーク」の意味や使い方について、詳しく解説していきたいと思います。

「リーク」の意味

「リーク」は英語由来の外来語ですが、どういう意味を持つのでしょうか。ここではビジネスシーンでの「リーク」の意味に加え、医療業界における意味と、英語本来の意味合いについても見てみましょう。

ビジネスにおける「リーク」の意味

一般に言う「リーク」とは、「意図的に情報や秘密を漏らすこと」を意味する言葉です。
ビジネスシーンで使う場合も、基本的にこの意味と違いはありません。企業が持つさまざまな情報や機密を、外部に流出させることを言います。情報漏洩は、ミスや外部からの攻撃によっても起こりますが、「リーク」という場合は、内部の者や関係者が意識して行うのが特徴です。この場合の動機は、金銭目的や怨恨、不正の告発などさまざまです。「リーク」された情報が、顧客や取引先などに関するものである場合、企業にとっては広範囲に深刻な悪影響を及ぼすことになるため、これを事前に防ぐ対策が重要になります。

医療業界における「リーク」の意味

「リーク」という言葉は、医療業界においても使われます。やはりあるものが漏れることを指しますが、この場合の対象は、「秘密」などではありません。こちらの業界における「リーク」は、「血液」や「輸液」、「酸素」などが漏れることを指します。例えば気胸などの治療時に言われる「エアリーク」は、胸腔内の空気がドレナージチューブ(体内に挿入して、空気や胆汁などを排出するための管)から漏れている状態を意味します。

「リーク」の由来

カタカナ語の「リーク」は、英語の「leak」という単語に由来しています。「leak」の意味は、「漏る」「漏れる」「漏れ出る」「しみ込む」などといったものです。例えば「The roof is leaking」という場合には、「屋根が漏っている」の意味になり、「The secret has leaked out」という場合には、「秘密が漏洩した」の意味になります。ちなみに「Take a leak」という際は、「おしっこをする」の意味の慣用句になります。

「リーク」の使い方・例文

上では「リーク」の意味について見ましたが、ビジネス用語としての具体的な使い方についても気になります。
「リーク」の用法は、「~をリークする」「○○リーク」「リーク○○」などが一般的です。詳しい使い方を、例文を挙げて示してみましょう。

例文:「開発中の新技術の情報が、ブログにリークされた」

例文:「リーク情報によると、A社は大規模な所得隠しを行っているようだ」

例文:「今回情報リークを行った者は、社内捜査によってすぐに特定され、解雇された」

企業における「リーク」対策

「リークの意味」の項目でも述べたように、企業にとって「リーク」は、広範囲に重大な影響を及ぼす可能性が高い行為です。金銭的な損害を被るだけでなく、社会的な信用やブランドイメージも損なうおそれがあります。では、こうした行為を防ぐには、具体的にどういったことに気を付ければよいのでしょうか。この項目では、考えられる「リーク」対策についていくつか紹介しておきましょう。

データを持ち出しにくくする

「リーク」を防ぐには、まず重要なデータを持ち出しにくくすることが大切です。具体的には、USBメモリや私物のパソコン、スマホなどを、特定のエリアには持ち込ませないといった方法が考えられます。また、ファイル共有ソフトのインストールやクラウドサービスの利用についても、許可なしにはできないようにすることが大切です。

すぐ発見できるようにする

重要データのアクセスログや、パソコン利用者のアクセスログについては、常時チェックして異変の有無を確認しておきましょう。また、オフィスやサーバールームの内部、そうした部屋の出入り口に監視カメラを設置しておくのも有効です。

教育を徹底する

研修を行うなどして、従業員や関係者に対する教育・周知を徹底するのも大切です。「リーク」が倫理的に許されないだけでなく、リスクと釣り合わない行為という認識を刷り込んでおきましょう。また、「リーク」に対する明確な罰則規定を設けておくことも重要になります。

最後に

以上、「リーク」の意味や使い方などについて、例文付きでいろいろと紹介してきました。

このように、ビジネスシーンにおける「リーク」は、「会社の情報を外部に漏らすこと」を意味します。顧客情報や製品情報などの「リーク」は、当然ですが、高いリスクを伴う行為です。発覚すれば解雇されるだけでなく、多額の損害賠償を求められる場合もあります。くれぐれも、外部の働きかけなどに応じて不正に手を染めることがないよう注意しましょう。