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「旗艦店」「直営店」の意味と違い

「旗艦店」「直営店」の意味と違い

「旗艦店」「直営店」の意味と違いとは

アパレル業界などで使われる言葉に、「旗艦店」と「直営店」というものがあります。この2つは一般でもよく耳にするものの、詳しい意味については今一つ分からないという人も多いでしょう。果たして両者には、どのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「旗艦店」と「直営店」の意味や違いなどについて解説していきたいと思います。

「旗艦店」とは

旗艦店

「旗艦店」とは、「ある企業が各地に出した同系列の店の中で、特にブランドの中心的な存在として位置づけられる店」といった意味の言葉です。読み方は「きかんてん」で、「新宿に旗艦店をオープンした」「ファッションブランドの旗艦店閉店が相次いでいる」のように使われます。英語の「flagship shop」の略語になります。

「旗艦店」の「旗艦(flagship)」とは、もともとは軍隊用語で、「艦隊の司令長官や司令官が乗りこんで、全体の指揮を取る軍艦」を意味していました。「旗」の字が付いているのは、マストに司令官の階級を表す旗を掲げたことに由来しています。現在ではこの意味から転じて、企業の高級商品や主力店についても使われるようになっています。

「旗艦店」と「直営店」の違いは、お店の位置付けにあります。詳しい使い分け方については、以下で説明しましょう。

「直営店」とは

直営店

「直営店」とは、「自社で直接経営するお店」という意味の言葉です。あるブランドを運営する企業が、自ら経営に携わっているお店を言います。「自社で直接経営する」ということから、「直営」の語が付けられています。読み方は「ちょくえいてん」で、「このお店は直営店第一号だ」「直営店のみのチェーン店」などのように使われます。

「直営店」と「旗艦店」は、経営形態において違いはありません。どちらもブランド運営企業が直接経営に携わるお店を指し、「旗艦店」は「直営店」の一種にあたります。ただ、「旗艦店」は前述のように、「ブランドの販売において拠点となる中心的存在」として位置づけられる点が、単なる「直営店」との違いとなっています。