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「キックオフ/キックオフミーティング」の意味とは?使い方や例文

「キックオフ/キックオフミーティング」の意味とは?使い方や例文

「キックオフ/キックオフミーティング」の意味とは?使い方や例文

「キックオフ」という言葉は、サッカーなどのスポーツでおなじみのものです。しかし、スポーツの分野に限らず、最近ではビジネスシーンでも使われることが多くなっています。ですが、そちらの意味についてはまだよくわからないという人も多いでしょう。

そこで今回は、「キックオフ」とその関連語である「キックオフミーティング」の意味や使い方について、例文付きで解説していきたいと思います。

「キックオフ/キックオフミーティング」の意味

「キックオフ」の意味

「キックオフ」とは、英語の「kickoff」という表現から来ている外来語です。「kick」は「~を蹴る」「~を蹴って動かす」、「off」は「~から離れて」の意味ですが、「kickoff」だと球技で試合開始時にボールを蹴りだすことを表し、「開始、スタート」の意味になります。

日本語でも、「キックオフ」と言えばまずこちらの意味合いで使われますが、ビジネス用語としては、「プロジェクトを開始すること」の意味になります。あるプロジェクトを動かす際に、その始まりを告げる言葉として使われるものです。

「キックオフミーティング」の意味

「キックオフ」の意味は「プロジェクトの開始」ということですが、「キックオフミーティング」の場合は、「プロジェクトのスタート時に行う会議」の意味になります。英語では「kickoff meeting」と表記されます。「meeting」はもちろん、「会議、会合」の意味です。プロジェクトを開始するにあたって、最初に行われる会議やミーティングを指します。

「キックオフ/キックオフミーティング」の使い方・例文

「キックオフ/キックオフミーティング」の意味について見たところで、今度は具体的な使い方を見てみましょう。「キックオフ/キックオフミーティング」は、ビジネスの現場では以下の例文のように使われます。

  • 例文:「いよいよ新プロジェクトがキックオフされるが、メンバーは全員気合が入っている」
  • 例文:「せっかくキックオフされたプロジェクトだが、いきなりトラブルに見舞われた」
  • 例文:「来月のはじめにキックオフする予定なので、それまでにメンバーの人選をお願いします」
  • 例文:「明日の午前10時から、Aプロジェクトのキックオフミーティングを開きます」
  • 例文:「どうやらキックオフミーティングは、皆のモチベーションを上げるのに役立ったようだ」
  • 例文:「大事なキックオフミーティングなのに、さっきから議論が堂々巡りしてばかりだ」

「キックオフミーティング」の目的と進め方

「キックオフ/キックオフミーティング」の意味や使い方について学んだあとは、「キックオフミーティング」の目的と、その具体的な進め方について見ていきましょう。

「キックオフミーティング」の目的

「キックオフミーティング」の主な目的は、メンバー間で目標やゴールをしっかり共有しておくことにあります。

ミーティングの規模は、ステークホルダー全員が集まる大規模なものから、社内メンバーだけの簡素なものまでさまざまです。また、内容の詳細さも場合によって異なりますが、「目標の共有」という部分においては、いずれも変わりません。「プロジェクトが目指す方向性」「プロジェクトリーダーが求めるもの」を確認し、プロジェクトにおける自分の役割や立ち位置、その成功のために自分ができることについて認識することが、「キックオフミーティング」最大の目的です。また、プロジェクトに関する情報を共有し、各人のスムーズな作業進行を促すことも、「キックオフミーティング」の目的に含まれます。

こうした作業を経ることにより、メンバーの間に信頼感が醸成され、全員が一丸となって仕事にあたることができます。

進め方

「キックオフミーティング」の具体的な進め方は、はっきり決まっているわけではありません。ただ、いくつか大まかなポイントはあります。

まずは、メンバー各自の自己紹介から始まるのが一般的です。中には初対面の人もいるので、このくだりはお互いの緊張感をほぐす上でも重要です。自己紹介に続いては、一番重要な「プロジェクトの方向性」が示されます。これは、メンバーが迷った際初心に戻りやすいよう、なるべくシンプルにわかりやすく伝えるのが大切になります。

次に、「具体的な体制」が説明されます。これは、メンバー各自が自分の立ち位置や役割を認識する上で、重要なポイントになります。体制図を明らかにした後は、現時点で分かっている課題や、未決定事項を伝達します。最初にこれらを共有しておくことで、早い段階での解決が望みやすくなりますし、「いつまでにやる必要がある」と具体的な期限を区切ることもできます。

最後に「質疑応答」の時間を設けるのも、大事なポイントです。これによって仕事の理解も深まりますし、メンバー同士お互いの考えを知る手がかりにもなります。

「キックオフ」の類語

上では「キックオフミーティング」について詳しく説明しましたが、ここでは「キックオフ」の類語について見てみましょう。「キックオフ」に関連する言葉は、ビジネスシーンでは以下のようなものがあります。

リリース

「リリース(release)」とは、英語で「解放する」などを意味する言葉ですが、日本でビジネス用語として使われる場合は、「発売する」「発表する」「封切る」といった意味になります。映像や音源などを一般に販売する際に使われる言葉です。こちらも例文を示してみましょう。

  • 例文:「人気アーティストの○○が、3年ぶりとなるアルバムを今月リリースした」

ローンチ

「ローンチ(launch)」は、英語で「打ち上げる」「発射する」「送り出す」「発売する」などを意味する言葉です。日本語での意味は、「立ち上げ」「公開」「開始」といったものになります。ビジネスシーンでは、主にIT業界を中心として使われており、Webサイトの立ち上げやアプリの公開、ゲームの発売といったケースに適用されます。最近ではIT業界に限らず、「新製品を出す」といった意味合いで広く使われるようになっています。

  • 例文:「新製品のローンチに合わせて、大々的なキャンペーンが行われる予定だ」

最後に

「キックオフ/キックオフミーティング」はこのように、ビジネス用語として「プロジェクトの開始、およびその際に行われる会議」の意味で使われます。サッカーやラグビーなどで使われる場合の意味合いと、基本的には変わりませんが、対象がプロジェクトである所がポイントです。くれぐれもスポーツの話題と勘違いしないよう、紹介した意味や使い方を踏まえて、的確な使用を心がけてください。