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「仮定」「仮説」の意味と違い

「仮定」「仮説」の意味と違い

仮定と仮説の意味と違いとは

言葉の中には、字面や意味合いが似ていて混同しやすいものがたくさんあります。「仮定」と「仮説」についても、詳しい違いがよく分からないという人が多いのではないでしょうか。両者の意味合いや使われ方を調べることで、正しい使い分けができるようになります。

今回は、「仮定」と「仮説」の意味と違いについて解説していきましょう。

仮定とは

仮定

「仮定」とは、「仮にそうだとすること」という意味の言葉です。必ずしも事実とは限らないことを、ある話を進めるための前提とすることを言います。また、そうして仮に定めたことがらについても言います。「その話が事実と仮定すると、事態は思ったより深刻だ」「仮定の話ばかりで、何も確かなことがない」のように使われます。

「仮定」はこの他にも、「論理学においてある条件を仮に設定すること」という意味もあります。ある命題を導くための、推論の出発点となる前提条件を言います。

「仮定」の「仮」という字は、「いつわり」や「にせ」といった意味もありますが、この場合は「もしも」を表しています。一方「定」の字は、「決める」「決まり」などを意味しています。

「仮説」との違いについては、以下で見てみましょう。

仮説とは

仮説

「仮説」とは、文字通り「仮の説明」という意味の言葉です。ある現象についての合理的な説明をつけるために設けられた、一時的な説明を言います。「仮説」はその後実験や観察などの過程を経て、事実であると認定されれば、「定説」と呼ばれるようになります。「大胆な仮説を立ててみた」「まだ仮説の段階だが、かなり信ぴょう性は高い」のように使われます。

「仮説」と「仮定」は、意味としては似ていますが、使われ方には違いがあります。
「仮定」が日常のレベルでもよく使われるのに対し、「仮説」は主に学問の世界で使われる言葉となっています。また、「仮定」は「仮定する」と動詞形でも使われるのに対し、「仮説する」といった使い方はされません。この点も、両者の違いとなっています。