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「秘書」「事務」「アシスタント」の意味と違い

「秘書」「事務」「アシスタント」の意味と違い

「秘書」「事務」「アシスタント」の意味と違いとは

「秘書」という言葉は、ビジネスや政治など、さまざまな場面で耳にします。一方、これと似た言葉に「事務」や「アシスタント」というものがありますが、この3つはどのように違うのでしょうか。多くの人にとって、なかなか答えづらい問題でしょう。

そこで今回は、「秘書」「事務」「アシスタント」の意味や違い、使い分けのポイントなどについて解説していきたいと思います。

「秘書」とは

秘書

「秘書」とは、「会社などの要職にある人に直属し、機密事項や事務などを取り扱う職業」という意味の言葉です。また、そうした職を行う人についても言います。読み方は「ひしょ」で、「セクレタリー(secretary)」とも呼ばれます。「長年社長秘書を務めて来た」「秘書から今日のスケジュールを聞く」のように使われます。また、「秘書」には「秘密の文書」という意味合いもあります。

「秘書」の「秘」は、「内に隠して知られないようにする」の意味を持ち、「書」はこの場合、「文書」を表します。

「事務」との主な違いは、「サポートする対象」にあります。「秘書」がサポートするのは企業の社長や政治家など、重要な役職にある人のみで、この点は「事務」などとの大きな違いとなっています。

「事務」とは

事務

「事務」とは、「役所や会社などにおける、書類や帳簿の作成や処理といった、主に机の上でする仕事」という意味の言葉です。読み方は「じむ」で、「会社で事務を担当している」「事務の引継ぎがまだだ」「事務用品の補充が必要だ」のように使われます。

「事務」の「事」という字は、この場合「しごと」や「つとめ」の意味合いになります。一方「務」の字は、「はたらく」「与えられた仕事を行う」などを意味しています。

「秘書」との違いは、上記のように「サポート対象」にあります。「秘書」が要職にある人のみをサポートするのに対し、一般的な「事務」は、組織全体のサポートを職務とする点で使い分けられます。

「アシスタント」とは

アシスタント

「アシスタント」とは、「仕事の補佐をする者」という意味の言葉です。ある仕事をする人に付いて、その仕事の手伝いや補助的な役割をこなす人を言います。英語の「assistant」のカタカナ訳で、日本語では「助手」と呼ばれます。「カメラマンのアシスタントを務めている」「有名漫画家のアシスタントに入る」「あの人はアシスタントディレクターの○○さんだ」のように使われます。

ビジネスにおける「アシスタント」と「秘書」は、役割的には似ていますが、次のような部分で違いがあります。すなわち、「秘書」の場合はそれ自体が独立した職業であり、ほとんどの場合、サポートする人と同じ地位は目指していません。一方「アシスタント」の場合は、将来自分が同じ地位になることを目指し、その人に付くのが通常です。つまり、サポートされる側にとって「秘書」が部下であるのに対し、「アシスタント」は弟子もしくはパートナーと言うことができます。