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グローバル化とは?グローバル社会とは?メリットと13の問題点

グローバル化とは?グローバル社会とは?メリットと13の問題点

グローバル化とは?グローバル社会とは

グローバル社会とは定義づけられた言葉ではないため人によって解釈の違う部分がありますが、一般的には国や地域といった垣根を超えて世界的に資本(お金・モノなど)や人材、情報と言ったもののやり取りがされる社会のことを指します。
また、その範囲は経済などだけにとどまらず政治や宗教、文化など様々なもの含めて使われます。

そして、グローバル化とは上記のようなグローバル社会を進めていく動きことを指す言葉になります。

たとえば「社内の公用語が英語になる」「学校に留学生がくる」「海外に生産工場を移す」「○○国の問題に対してアメリカと協力して取り組む」といったことも全てグローバル社会にむけたグローバル化の一環です。

グローバル社会によるメリット

グローバル化が進みグローバル社会になることでこれまでになかった変化が起きるため様々なメリットが生まれてきます。

安価な製品が購入できるようになる

安価な製品が購入できるようになる

上記で上げた例の「海外に生産工場を移す」のように賃金の安い地域や国に生産工場を移すことで製品を安価に製造することができるようになります。
製品を安価に製造することができるようになれば、それらを購入する消費者も従来よりも安い価格で商品を購入できるといったメリットが生まれます。

発展途上国も先進国も潤う

発展途上国も先進国も潤う

また、生産工場が立てられることによって発展途上国にも新たな雇用が生まれます。雇用が生まれればより多くの方が所得を得ることになるため、その国全体の経済が潤うようになります。

新しい技術を活用した商品やビジネスが生まれる

新しい技術を活用した商品やビジネスが生まれる

グローバル社会になっていくことで、それまでなかった新たな技術に触れる機会が多くなります。触れる機会が多くればさらなる技術革新へと繋がる可能性が出てくるだけでなく、その技術を活用した商品やサービスが生まれることとなります。

商圏が広がる

商圏が広がる

グローバル化が進む前は国内のみが商圏となることがほとんどでした。そのため日本の国内だけで考えれば、約1億人の個人や約400万社の法人のみが商圏の範囲でした。

しかしグローバル化が進むことで海外の人や会社にも様々な商品やサービスを提供することが可能となるため、人口だけで言えば約60億人を相手に商圏を広げることが可能となります。

また、国内では成り立たないビジネスや国内では飽和状態にあるビジネスも海外では成立する可能性が出てくるためビジネスチャンスも増えてる可能性がでてきます。

国際問題の解決

国際問題の解決

人種差別や核実験、難民など日本のみならず世界では政治や経済などにおいて様々な問題起きています。これらの問題は非常に複雑であるため一国だけでは問題を解決できないことも多々ありますが、グローバル社会になることで各国が連携したり、協力することで解決できる可能性が格段に高くなります。

グローバル化による問題(デメリット)

上記で紹介したようにグローバル化が進むことで様々なメリットが生まれます。しかしグローバル化が進むことが必ずしも良い面だけを持つわけでなく、グローバル社会になることで様々な問題も発生してきます。

価格競争の激化

価格競争の激化

上記のメリットでも記載しましたがグローバル化によって価格の安い商品が世に出回るようになります。そして安い商品が出回れば、企業ごとの価格競争も激化しさらに安い商品が出てくるようになります。

そうなることで商品やサービスを購入する消費者側はより安い商品を購入することができるようになりますが、販売する企業は利益を圧迫されることになるため経営が悪化する恐れがあります。

労働者の賃金の低下

労働者の賃金の低下

上記のように商品やサービスの価格が下がり企業の利益が圧迫されることになれば、最終的には消費者=労働者の給与に反映されます。
最初はボーナスのカットや福利厚生の廃止などがはじまり、場合によっては基本給などのベースダウンなどが起きる可能性も出てきます。

失業率の増加

失業率の増加

上記がさらに進めば倒産する会社も増えてきます。会社が倒産すれば当然その会社で働いていた従業員は職を失うことになります。
また、1つの企業が倒産することによって仕入れや販売をしていた取引先の会社も倒産する可能性が出てくるため、そういった悪影響が連鎖してしまえばさらなる失業者が増えてると言った問題が発生してきます。
さらには倒産せずとも雇用を行わない企業も出てくるため、仕事をしたくても見つからない方も増えてきますので、失業率の増加といった問題になる可能性がおおいにあります。

産業の空洞化

産業の空洞化

海外に生産工場などが移るようになれば、そういった国内の産業が空洞化してしまう可能性が出てきます。産業が空洞化することでその産業は衰退し必然的に競争力が低下してしまうなどの問題が発生します。

また、一部の産業が空洞化することで、別の産業が拡大すると言った考え方もありますが、そういった産業で働いていた方々が別の産業にすぐに移り変わることが難しいと言った問題も存在しています。

治安の悪化

治安の悪化

上記のように失業者が増えれば治安が悪化と言った問題にも直面してきます。
また、治安の悪化は国内の失業者によるものだけではなく、グローバル化によって海外から様々な方が来ることも治安が悪化に繋がってしまう可能性があります。

治安が悪くなればそこに住む人達の暮らしが脅かされてしまいます。
また、日本は世界でも類を見ないほど治安の良い国とされていますが、悪化すれば、訪日外国人の減少などにも直結してくる可能性がでてきます。

技術や優秀な人材の流出

技術や優秀な人材の流出

生産工場などを海外に移すことで独自の技術が海外に流出することになってきます。国や会社の技術が流出すれば、海外で同様またはそれ以上の製品などを独自に作ることが可能となりかねません。

また、グローバル化によって海外とのやり取りが当たり前のように行われるようになれば、よりよい労働環境を求め国内の優秀な人材が海外の企業へ就職してしまう可能性もでてきます。

文化の衝突

文化の衝突

世界にある国の数だけ様々な文化が存在しています。しかしグローバル化によって様々な文化を持つ人達が関わりを持つことで衝突が起きる可能性が出てきます。
実際に日本では定刻どおりに電車が到着し出発しますが、国によっては30分以上遅延するのが当たり前と言った国も多く存在しています。
どちらが正しいと言った話ではなくそう言った文化の違いにより衝突が起きる可能性があります。

国によってはそういった文化や宗教的な問題の対立によって戦争へと発展してしまった例も存在しています。

文化の消滅

文化の消滅

グローバル社会になることでその国の文化が消滅する可能性が出てきます。
日本で言えば海外からの様々な物が輸入されたことにより伝統工芸品や着物と言った文化が消滅の危機に瀕しています。
また、先進国が発展途上国の労働者を雇用する場合なども先進国のやり方などがそのまま適用されることも多いため、それまでにあった文化などが消滅していく可能性があります。

貧富の格差が拡大する

貧富の格差が拡大する

グローバル化によって外国人に仕事を奪われる方が増えてくると国内はもちろん世界的に見た場合でも貧富の格差が拡大するなどの問題も発生します。

国内であっても高いスキルを必要としない仕事は賃金の安い外国人労働者が中心となるため例え働くことができても高い所得を得ることが困難になります。
一方、高いスキルを持ち合わせている方は国内のみならず海外の企業からも高い所得を得ることが可能となるため貧富の格差が生まれやすくなります。

他国の経済状況による影響

他国の経済状況による影響

スーパーマーケットが倒産すると仕入れなどの取引を行っていた企業の売上も下がり連鎖的に経営が苦しくなります。
グローバル社会となることで国を超えて経済活動が行われるようになると上記の例と同様に他国の経済状況などの影響を受けやすくなります。

そうなればリーマンショックのような一国で起きる金融危機が他人事ではなく、自分の勤め先、ましてや自分の雇用や賃金にも悪影響を及ぼす可能性が出てきます。

伝染病や感染症などの蔓延

伝染病や感染症などの蔓延

グローバル化によって人や物など様々な物が国内に流入することで伝染病や感染症などの蔓延してしまう可能性も出てきます。
すでに日本でもBSEやO157といった感染症が猛威を奮っていますが、その他にも様々な伝染病や感染症が蔓延するかもしれません。

外来種の拡大

外来種の拡大

上記の伝染病や感染症以外にも様々な外来種がやってきる可能性がでてきます。
本来いるはずのない外来種がやってくることでその地域の生態系を壊してしまう可能性がでてきます。
生態系が壊れることで在来種が絶滅するなどの問題へと発展する可能性が出てきます。

規制の強化

規制の強化

上記のような問題が起きる、または起きる可能性が出てくれば大きな問題となる前に様々な規制が強化されます。
規制の強化によって問題が解決する場合もありますが、場合よっては一部の会社や地域、さらには人が不利益をこうむる可能性がでてきます。