一般常識
「グローバル」「インターナショナル」の意味と違い

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「グローバル」「インターナショナル」の意味と違いとは
「グローバル」という言葉は、現在いろいろな場所で盛んに使われています。その一方で、これとよく似た言葉に「インターナショナル」というものがありますが、この2つは一体どのように違うのでしょうか。上手く説明できないという人もたくさんいるでしょう。
そこで今回は、「グローバル」と「インターナショナル」の意味や違いについて、詳しく解説していきたいと思います。
「グローバル」とは
「グローバル」とは、「世界的な規模であるさま」「全世界にわたるさま」という意味の言葉です。また、「全体を覆うさま」の意味も持ちます。「グローバル企業」「グローバルな視点」のように使われますが、前者は「世界的規模の企業」を意味し、後者は「世界的な視点」または「包括的な視点」の意味になります。
カタカナ語の「グローバル」は、英語の「global」という単語に由来しています。「global」の意味は、「地球全体の」「世界的な」「球状の」といったものになります。
「インターナショナル」との違いは、「特定の国家を主眼に置いていない」点にあります。「グローバル」という言葉は、「地球全体」を1つの単位として見るのが特徴であり、この点で「インターナショナル」と使い分けられます。
「インターナショナル」とは
形容動詞として使う場合の「インターナショナル」とは、「国際間の」「国際的」を意味します。例えば「インターナショナルな会合」という場合は、「国際的な会合」の意味になります。ちなみに名詞として使う場合は、「社会主義運動の国際組織」を意味します。
「インターナショナル」は、英語の「International」に由来しています。「International」の意味は、「国際(上)の」「国際間の」などになります。
「グローバル」との違いは、「自国を中心に置いた言葉」である点にあります。「グローバル」がどこか特定の国を中心とするのではなく、「地球単位」で考える言葉であるのとは違い、「インターナショナル」は自分の国を中心に置いた場合の、他国との関係を表す点が特徴です。

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