HOME>ビジネス知識>「G8」「G20」「G7」とは?参加国の違い

ビジネス知識

「G8」「G20」「G7」とは?参加国の違い

G8・G20・G7とは?参加国の違い

ニュース等でよく目にするワードに、「G7」「G20」といったものがあります。これらが世界的な会議を指すことはわかっても、詳しい違いについてはほとんど知らないという人も多いでしょう。どんな国が参加しているのかも、正確に言える人はそれほど多くないはずです。
しかしやはり、常識として知っておくに越したことはありません。そこで今回は、「G8」「G20」「G7」の参加国や違いについて、詳しく解説していきます。

G8とは

G8

「G8」とは「Group of Eight」の略で、「主要国首脳会議(サミット)」に参加する8ヶ国を称した言葉です。もしくは、その8ヶ国が参加するサミット自体も指します。「G8」の参加国は、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ、ロシアとなっています。

サミットはもともと6ヶ国(仏、米、英、独、日、伊)で開始された会議ですが、1976年にカナダが、そして1997年にはロシアを加えて8ヶ国になったという経緯があります。しかし、2014にロシアがウクライナの主権と領土を侵害した問題を受け、同年3月に緊急開催されたサミットにおいて、ロシアの参加を停止する決定が下されました。以後は、ロシアを除いたG7でサミットが開催されています。

G20とは

G20

「G20」とは、上で説明した「G7(ロシア以外の7ヶ国)」に他の13ヶ国・地域を加えて構成されたグループ、もしくは、それによって行われる世界的な会議のことです。「Group of Twenty」の略で、「20か国財務相・中央銀行総裁会議」とも呼ばれます。「サミット」との主な違いは、参加国の多さにあります。

「G20」の参加国は、前述の7ヶ国の他に、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ、欧州連合の13ヶ国・地域となっています。1999年から原則年1回のペースで開催されていますが、2008年のリーマンショック以降、会議の重要性の高まりとともに、併せて首脳会談も毎回行われるようになっています。

G7とは

G7

「G7」は、最初に説明した通り、フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダで構成される先進7ヶ国のことです。または、これら7ヶ国で行われる「主要国首脳会議(サミット)」も指します。

これら7ヶ国によるサミットは、1975年にフランスの提唱により、当初はカナダを除く6ヶ国でスタートしました。
主な目的は、世界経済に関する問題への対処でしたが、その後は経済に限らず、重要な国際問題について話し合われるようになっています。現在は当初の世界情勢とは違い、新興国の存在感が増しているなどの理由もあり、「G7」の相対的な影響力は低下しつつあります。それに代わり、上記の「G20」の重要性が増しているのが現状です。
「G20」等との違いについては、以下で見ていきましょう。