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「リベート」「キックバック」「キャッシュバック」の意味と違い

「リベート」「キックバック」「キャッシュバック」の意味と違い

「リベート」「キックバック」「キャッシュバック」の意味と違いとは

「リベート」や「キックバック」という言葉は、ビジネスの世界ではたびたび耳にするものでしょう。では、この2つがどのように違うのかご存知でしょうか。詳しく説明できるという人は、意外に少ないかもしれません。また、「キャッシュバック」との違いについても、今一つ分かりにくいところです。

そこで今回は、「リベート」「キックバック」「キャッシュバック」の3語について、その意味や違いを解説していきたいと思います。

「リベート」とは

リベート

「リベート」とは、「支払代金の一部を、謝礼金などとして支払人に戻すこと」という意味の言葉です。英語の「rebate」を、カタカナ表記にしたものになります。会計用語で言う「割戻(わりもどし)」にあたる行為で、仕入れや売上の実績が一定以上に及んだ場合、予定の額や率で仕入れ代金や売上代金の返金または減額をすることを指します。「リベート」を前提とした契約は一般的に行われていますが、悪質なものは違法として、取り締まりの対象となる場合もあります。

「リベート」にはまた、「手数料」や「世話料」、「賄賂」といった意味も含まれます。ニュースなどで聞く場合の「リベート」は、こちらを指す方が多くなっていますが、本来は上記の意味合いになります。

「キックバック」との違いは、後述するように、基本的にありません。

「キックバック」とは

キックバック

「キックバック」とは、「支払代金の一部を、手数料などとして返すこと」という意味の言葉です。英語の「kickback」に由来しています。例えば、メーカーが「1個500円の商品を500個以上仕入れてくれたら、10%の率でキックバックします」という提案を小売店の店長に行い、実際に500個仕入れた場合には、25,000円が店長にキックバックされることになります。

「キックバック」は、日本語で言う「割戻」であり、上記のように「リベート」と実質的な違いはありません。ただ、現在は「キックバック」の語がイメージ的にあまりよくないとの理由で、全体として「リベート」の方を使うようになっている点は、微妙な違いになります。

「キャッシュバック」とは

キャッシュバック

「キャッシュバック」とは、「現金を払い戻すこと」という意味の言葉です。英語で「現金」を表す「cash」と、「返す」などを表す「back」を組み合わせて作られた、和製英語になります。

「キャッシュバック」もまた、代金支払い後に一定のお金を戻す行為で、「割戻」と考えは違いません。つまり、こちらも基本的に「リベート」や「キャッシュバック」と同じ意味ということになります。ただ、一般的には「リベート」「キックバック」が企業間の取引で使われるのに対し、「キャッシュバック」は小売店と消費者の間で使われるという具合に使い分けられています。