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インターネット

「クラウド(Crowd)」と「クラウド(Cloud)」の意味と違い

「クラウド(Crowd)」と「クラウド(Cloud)」の意味と違い

「クラウド(Crowd)」と「クラウド(Cloud)」の意味と違いとは

インターネットを利用する際によく聞くのが、「クラウド」という言葉です。しかし同じ「クラウド」という表記でも、使われ方で「Crowd」と「Cloud」という異なる意味を表すようになっています。ではこの「Crowd」と「Cloud」には、一体どのような違いがあるのでしょうか。

今回は、「クラウド(Crowd)」「クラウド(Cloud)」の意味と違い、使い分け方などについて紹介したいと思います。

「クラウド(Crowd)」とは

クラウド(Crowd)

「クラウド(Crowd)」とは、英語で主に「群集」を意味する言葉です。「大勢」や「人混み」、「民衆」、「大衆」など、人が群がって集まっているかたまりを指します。また「たくさんの」や「仲間、グループ」といった意味合いもあります。後述する「Cloud」とは違い、「雲」の意味はありません。

インターネット関連で使われる場合の「クラウド(Crowd)」は、「不特定多数の個人」といった意味で使われます。例えば「クラウド(Crowd)型サービス」という場合は、インターネットを通じ、個人や企業と不特定多数の個人をつなぐサービスという意味合いになります。こうした「クラウド(Crowd)型サービス」の例としては、「クラウドファンディング(crowdfunding)」や「クラウドソーシング(crowdsourcing)」などがあります。

「クラウド(Cloud)」の意味や「クラウド(Crowd)」との違いについては、以下で詳しく説明します。

「クラウド(Cloud)」とは

クラウド(Cloud)

「クラウド(Cloud)」とは、英語で「雲」を意味する言葉です。また、「ほこり」「大群」「くもり」といった意味もあります。

インターネット関連用語として使う場合の「クラウド(Cloud)」は、主として「インターネットを経由した集約的なデータ管理やソフトウェアの利用」といった意味を持ちます。従来は個々のコンピュータで行っていたデータ管理などを、インターネット上で行うサービスなどを指す言葉です。
例としては、「G-mail」や「iCloud」などが、「クラウド(Cloud)型サービス」にあたります。

このように、「クラウド(Crowd)」は「不特定多数の個人」を指し、「クラウド(Cloud)」は「インターネット上でデータ管理などを行うこと」を指す点が、両者の違いになります。こうした点を踏まえると、使い分けやすくなるはずです。

「クラウド(Crowd)」と「クラウド(Cloud)」の意味と違い

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