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「ワークショップ」の意味とは?使い方や例文、「セミナー」との違い

「ワークショップ」の意味とは?使い方や例文、「セミナー」との違い

「ワークショップ」の意味とは?使い方や例文、「セミナー」との違い

「ワークショップ」という言葉は、現在あちこちで耳にされますが、ビジネスシーンも例外ではありません。研修などの場で盛んに取り入れられていますが、そもそも何を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「ワークショップ」の意味や使い方などについて、わかりやすく解説していきたいと思います。

「ワークショップ」の意味

「ワークショップ」という言葉は、上記のようにビジネスシーンでよく用いられますが、もともとビジネス用語というわけではありません。ここでは「ワークショップ」の意味と、その由来について見ていきましょう。

ビジネスにおける「ワークショップ」とは

「ワークショップ」とは、大まかに言うと、「参加者が自らの体験を通して学ぶ集会」といった意味の言葉です。参加者がある議題について討論したり、体を使った体験をするなど、全員で共通の課題に取り組む点が特徴となっています。参加者はこうした経験を通じ、お互いを理解したり、実践的な知識や技術を学べるようになっています。

さまざまな分野で応用されていますが、ビジネスシーンでは、研修において取り入れられることが多くなっています。特に新人研修では、参加者同士の親睦を深めたり、各人のコミュニケーション能力を高めるなどの効果が期待できます。また、企画会議などを「ワークショップ」形式にするケースもあります。これにより、全員が平等に意見を言えたり、時間を効率的に使えるなどのメリットがあります。

「ワークショップ」の由来

「ワークショップ」というカタカナ語は、英語の「workshop」に由来しています。「workshop」の本来の意味は、「作業場」「仕事場」といったものですが、その後上記のような、「体験型集会」の意味が加わりました。この意味で用いられるようになったのは、1964年に米コネチカット州で行われた、ソーシャルワーカー同士による自由討論の場が最初とされています。その後、同様の手法が他の分野にも取り入れられ、一般化していきました。日本に入ってきたのは1980年前後で、自己啓発系の集まりや、教育、アート、ビジネスなど幅広い分野に浸透していきます。特に、演劇やダンスの分野では盛んとなり、現在でも「ワークショップ」形式の稽古や体験プログラムが多く組まれています。

「ワークショップ」の使い方・例文

「ワークショップ」の意味について学んだところで、続いてはその使い方を見ていきましょう。ビジネスシーンにおいて「ワークショップ」という言葉は、以下の例文のように使われます。

例文:「会議をワークショップ形式にしたことで、アイデアが出しやすい雰囲気になった」

例文:「ワークショップはセミナーに比べて、参加者の集中力を引き出しやすい」

例文:「ワークショップの討論を通じて、思わぬ人のリーダーシップが発揮された」

例文:「ワークショップでは、目的とゴールを明確にしておくことが大切になる」

例文:「参加者の顔ぶれで雰囲気が変わりやすいというのが、ワークショップの難点だ」

「ワークショップ」と「セミナー」の違い

ここまで「ワークショップ」の意味や使い方について見てきましたが、気になるのが「セミナー」との違いです。この2つは、どの点で区別できるのでしょうか。

「セミナー」と「ワークショップ」の一番の違いは、「参加者のかかわり方」にあります。「ワークショップ」が上記のように、参加者が積極的に討論や体験に加わるのに対し、「セミナー」ではそうしたかかわり方はせず、基本的に講師の話を聞くだけとなっています。
つまり「セミナー」は、学校の授業スタイルの「講義」と言い換えることができます。

上の例文でも挙げましたが、参加者が受け身になりやすい「セミナー」に比べ、「ワークショップ」は参加者の集中力を引き出しやすくなっています。一方「セミナー」は、「ワークショップ」よりも専門的な知識を得やすいというメリットがあります。