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一般常識

「別れ(別れる)」「分かれ(分かれる)」の意味と違い

「別れ(別れる)」「分かれ(分かれる)」の意味と違い

別れ(別れる)・分かれ(分かれる)の意味と違いとは

「わかれ」あるいは「わかれる」という言葉を漢字で表す場合、「別」と「分」の2つが当てはまります。ところで、この2つの表記にはどのような違いがあるのでしょうか。両者を使い分ける際のポイントが知りたいところです。

そこで今回は、「別れ(別れる)」と「分かれ(分かれる)」の意味と違いについて解説したいと思います。

「別れ(別れる)」とは

別れ(別れる)

「別れ」とは、簡単に言うと「離れること」という意味の言葉です。それまで一緒だったものが、互いに別々の方向へ離れることを言います。「別れる」はその動詞形で、一緒にいたものが離れ離れになるさまを表します。具体的には、「旅立つ親友との別れを惜しんだ」「彼とは駅で別れた」のように使われます。

この他に細かい意味合いとして、「夫婦・恋人関係の解消」という意味合いもあります。この場合は、「恋人との別れで落ち込んでいる」「両親は別れることに決めた」のように使われます。また、「死別」の意味合いもあり、この場合は「ペットとの別れがつらい」のように使われます。

「別れ(別れる)」の「別」という字は、「肉をけずりとった人骨」の象形と、「刀」の象形から成っています。そこから「(肉と骨を)わける」を意味する漢字として成り立ちました。

「分かれ(分かれる)」との違いについては、以下で見てみましょう。

「分かれ(分かれる)」とは

分かれ(分かれる)

「分かれ」の意味は、「別れ」と違いはありません。やはり、「離れること」というものです。実際に「わかれ」を辞書で引くと、「別れ」と「分かれ」が同じ項目に載っています。しかし、一般的な使われ方は異なります。
「分かれる」という場合には、「1つのものがバラバラに離れ、別々のまとまりになる」を表すようになっています。具体的には、「この物語は5冊の本に分かれる」「道はここから2つに分かれる」のように使われます。

「分かれ(分かれる)」の「分」という字は、「刀で2つに切り分ける」象形から成っており、そこから「わける」を意味する漢字として成り立ちました。

このように、「別れ(別れる)」と「分かれ(分かれる)」の違いは、「別れ(別れる)」は主に人に対して使い、「分かれ(分かれる)」は、主にものごとに対して使うという点にあります。