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一般常識

「イギリス」「ユナイテッドキングダム」「イングランド」の意味と違い

「イギリス」「ユナイテッドキングダム」「イングランド」の意味と違い

イギリス・ユナイテッドキングダム・イングランドの意味と違いとは

「イギリス」は、世界史を語る上で最も重要な国の1つです。日本でも常に高い関心を持たれていますが、この「イギリス」と似た言葉に、「ユナイテッドキングダム」や「イングランド」というものがあります。これら3つの言葉には、果たしてどういう違いがあるのでしょうか。正確な使い分け方についても知りたいところです。

そこで今回は、「イギリス」「ユナイテッドキングダム」「イングランド」の意味と違いなどについて解説したいと思います。

「イギリス」とは

イギリス

「イギリス」とは、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」を表す国名です。後述する、「ユナイテッドキングダム」と意味の違いはなくどちらも同じ国を指しています。ただし、「イギリス」と言った呼称は日本独自の呼び方と言った違いがあります。

日本で「イギリス」という呼称が使われるようになったのには、ポルトガルとオランダが関係しています。戦国時代に来航したポルトガル人により、イングランドを指す「Inglez(イングレス)」という言葉がもたらされました。それを語源として、オランダ語の「Engelsch(エングルシュ)」もあわさり、徐々に「イギリス」という日本風の呼称へ変化していったというのが経緯になります。

「ユナイテッドキングダム」とは

ユナイテッドキングダム

「ユナイテッドキングダム」とは、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」を意味する英語「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」の「United Kingdom」の部分を、カタカナで表記した言葉です。

北大西洋にある「グレートブリテン島」「アイルランド島北東部」と、その他多くの島々から成る立憲君主制国家を指しています。「UK」と略して呼ばれることもあります。「連合王国」とある通り、「イングランド」「ウェールズ」「スコットランド」「北アイルランド」の4つの国から構成されています。

上記でも触れたように「イギリス」と意味に違いはありませんが、日本独自の読み方のため現地はもちろん、海外で「イギリス」と言っても通じません。

「イングランド」とは

イングランド

「イングランド」とは、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」を構成する国の1つです。英語では、「England」と書かれます。グレートブリテン島南部に位置する国で、同島の面積の約2/3を占めており、人口は連合王国の83%以上に及びます。

「イングランド」の名称の由来は、「Engla-land」にあります。これは、「エンゲル人(ゲルマン人の一種)の土地」を意味しています。

このように、「イングランド」は「ユナイテッドキングダム」を構成する国の1つであり、「イギリス」や「ユナイテッドキングダム」とは本来意味が違います。この違いに気をつけて使い分けることが重要です。