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一般常識

「漬かる」「浸かる」の意味と違い

「漬かる」「浸かる」の意味と違い

「漬かる」「浸かる」の意味と違い

「水につかる」などのように、「つかる」という言葉は日常でたびたび使われるものです。しかし、これを漢字で表そうとすると、「漬かる」と「浸かる」の2つの表記が候補に上がります。どちらを使うべきかは悩ましい問題ですが、果たしてこの2つには、何か使い分けのポイントなどはあるのでしょうか。

今回は、「漬かる」と「浸かる」の意味や違いについて詳しく解説していきますので、両者の使い分け方が知りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

「漬かる」

漬かる

「漬かる」とは、「液体の中にひたる」という意味の言葉です。「温泉に漬かる」「湯舟に漬かる」などのように使われます。また、この意味から転じて「ある状態などに入りきる」の意味も持ち、この場合は「怠惰な生活に漬かる」「趣味にどっぷり漬かった毎日」のように使われます。さらに、「ナスがよく漬かる」のように、「漬物が食べごろになる」の意味でも使われます。

「漬かる」の「漬」という字は、「水などの液体の中に入る」や「ある状態や心境にはいりきる」、「液体を十分に含ませる」などの意味を持っています。

「浸かる」と意味はほぼ同じですが、使われ方の傾向には違いがあります。「漬かる」の場合、読みが常用漢字表で認められていることもあり、新聞社などでは主にこちらの表記が使われています。一方、一般的な使われ方では、どちらかと言うと「ある状態に入りきる」の意味でよく使われるという特徴があります。なお、「漬物が食べごろになる」の意味を持つのは、「漬かる」の表記だけです。

「浸かる」

浸かる

「浸かる」とは、「ある物が液体の中に入る」という意味の言葉です。「風呂に浸かる」「腰まで水に浸かる」「水に浸かった建物」のように使われます。また、「ある状態や心境に入りきる」の意味もあり、この場合は「心ゆくまで音楽に浸かる」「最近はゲームに浸かった日々を送っている」のように使われます。

「浸かる」の「浸」という字は、「水などの中に入る」「ある状態に入りきる」などの意味を持っています。

「漬かる」とは、上記のように基本的に同じ意味を持ちますが、一般的には使い分けられる傾向もあります。「浸かる」の場合は、「液体の中に入る」の意味でよく使われる点が特徴です。ただ、「漬かる」とは違い、常用漢字表で「浸」の字に「つ(かる)」の読みがないことから、新聞などではあまり使われません。ですので、正確さを優先するなら「漬かる」の表記を使うか、またはひらがな表記にするのが無難でしょう。

「漬かる」「浸かる」の意味と違い

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