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一般常識

「次ぐ」「継ぐ」の意味と違い

「次ぐ」「継ぐ」の意味と違い

「次ぐ」と「継ぐ」の意味と違いとは

「次ぐ」と「継ぐ」は、どちらも「つぐ」と読む言葉です。この2つは同じ語源から来ていますが、実際の使われ方は異なります。では、それぞれ具体的にどういった場面で使われるのでしょうか。使い分けのポイントについても知りたいところです。

そこで今回は、「次ぐ」と「継ぐ」の意味と違いについて解説したいと思います。

「次ぐ」とは

次ぐ

「次ぐ」の主な意味合いは、2つあります。まず1つは、「すぐそのあとに続く」「引き続いて起こる」というものです。何かのできごとのすぐあとに、別のできごとが起こるような時に使われます。具体的には、「不幸に次ぐ不幸に見舞われた」「A氏に次いで発言したのは、B氏だった」のような使い方になります。

「次ぐ」のもう1つの意味合いは、「すぐその下に位置する」というものです。順番や地位などで、あるもののすぐ下にそれが位置していることを指します。この場合は、「C氏に次ぐ権力を持つのが、D氏だ」「神奈川県は、東京都に次いで人口の多い都道府県だ」のように使われます。

「次ぐ」の「次」という字は、「人がため息をつく」象形から成っています。そこから「(ほっとして)宿泊する」の意味で使われていましたが、後に同じ読みの漢字の意味と重なり、「次に続く」を表すようになりました。

「継ぐ」との違いについては、以下で見てみましょう。

「継ぐ」とは

継ぐ

「継ぐ」の意味合いもまた、主に2通りあります。1つは「結び合わせたり足すなどして、ひと続きのものにする」という意味合いで、「骨を継ぐ」「着物を継ぐ」「炭を継ぐ」「言葉を継ぐ」「息を継ぐ」のように使われます。もう1つの意味合いは、「継承する」というもので、地位や職務、技などを、別の者が入れ違いに引き受けることを指します。「王位を継ぐ」「家業を継ぐ」「店を継ぐ」のように使われます。

「継ぐ」の「継」という字は、「糸に糸をつなぐ」の象形から成っています。そこから「つなぐ」を意味する漢字として成り立ちました。

このように、「継ぐ」は「ひと続きにする」「継承する」を意味する点が、「その下にある」などを表す「次ぐ」との違いになります。