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「投資」「投機」「ギャンブル」の意味と違い

「投資」「投機」「ギャンブル」の意味と違い

投資・投機・ギャンブルの意味と違い

資産を増やす手段として、あちこちで耳にするのが、「投資」に関する話題です。その一方で、「投機」という言葉もよく聞かれます。どちらも似たような印象の言葉ですが、どんな違いがあるのでしょうか。また、それらと「ギャンブル」との違いも知りたいところです。

そこで今回は、「投資」「投機」「ギャンブル」の意味と違いについて解説していきます。

投資とは

「投資」とは、「利益を得ることを目的として、事業や不動産、証券などに資金を投入すること」という意味の言葉です。また、そこから転じて、「将来を見込んで金銭などの援助をすること」という意味も持ちます。前者は「株に投資する」などと使い、後者は「芸術家の卵に投資する」などと使います。

「投資」は「投機」と似た印象があり、違いが分かりづらいところです。しかし、両者はいくつかの点で異なっています。「投資」はある程度長期で運用し、じっくりと資産を増やしていくという特徴があります。また、無理なリスクはとらず、短期間で大きな利益を上げようとしないのが通常です。株式であれば、数年あるいは数十年単位で利益が見込めるような銘柄を選んで保有するのが、「投資」になります。

「投機」の特徴については、以下で見ていきましょう。

投機とは

「投機」とは、「利益などを得ようとして行う行為」という意味の言葉ですが、一般的には、「将来の価格変動を予測し、現在の価格の差額から利益を得ようとして行う有価証券などの売買」といった意味を持ちます。「この取引は投機的な性格が強い」などのように使われます。

「投機」は、利益目的で資金を注ぎ込むという点で「投資」と似ていますが、上記のように内容には違いがあります。「投資」が長期間でゆっくりと、計画的に資産を増やそうとする行為なのに対し、「投機」は短期間で大きなリターンを狙おうとする点が異なります。その分リスクが大きく、損をする確率も高いという、ギャンブル的な要素が濃い行為となっています。

ギャンブルとは

「ギャンブル」とは英語由来(gamble)の外来語で、「賭け事」を意味する言葉です。何らかの競技やゲームの勝敗に金銭等を賭け、それによって利益を得ようとする行為を言います。日本では、公的に認められているものとしては競馬や競輪、ボートレースなどがあります。「彼はギャンブルに目がない」のように使われます。

「ギャンブル」は、ある面で「投資」や「投機」と同じ行為とも見えますが、はっきりとした違いもあります。「投資」などにはない「ギャンブル」の特徴となっているのが、「胴元(主催者)」の存在です。「ギャンブル」では、胴元が寺銭(場所代)などの手数料を、参加者の賭け金からかなりの割合で差し引いています。その結果、参加者への利益還元率(当選金の比率)が大幅に少なくなる点が、「投資」や「投機」との違いとなっています。