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一般常識

「止まる(止める)」「停まる(停める)」「留まる(留める)」の意味と違い

「止まる(止める)」「停まる(停める)」「留まる(留める)」の意味と違い

「止まる(止める)」「停まる(停める)」「留まる(留める)」の意味と違い

「とまる」あるいは「とめる」と読む漢字には、「止」「停」「留」などがあります。これらはすべて似たような意味合いを持つものの、具体的な使い方には、微妙な違いがあります。それぞれの詳しい意味合いや特徴を知ることで、使い分けがしやすくなるでしょう。

そこで今回は、「止まる(止める)」「停まる(停める)」「留まる(留める)」の意味と違いについて解説したいと思います。

止まる(止める)とは

止まる(止める)

「止まる」の意味合いはいくつかありますが、代表的なのは、「動いていたもの(人)が動かなくなる」というものです。この場合は、「時計が止まる」「足が止まる」のように使われます。また、「続いていたものが途絶える」という意味合いもあり、この場合は「連勝記録が止まる」「痛みが止まる」のように使われます。

このほか、「電線に鳥が止まる」のように「鳥や虫が何かにつかまった状態」の意味合いや、「視線が止まる」のように、「注意が集中する」などの意味合いもあります。「止める」の場合は、「動きや続きをやめさせる」という意味合いになります。

「止まる(止める)」の「止」という字は、「立ち止まる足」の象形から成っており、そこから「とまる」を表す漢字となりました。

「停まる(停める)」などとの違いについては、以下で見ていきましょう。

停まる(停める)とは

停まる(停める)

「停まる(停める)」の意味合いも、基本的には「止まる(止める)」と違いはありません。しかし、通常は一部の意味に限定されます。
「停まる(停める)」の表記が表すのは、主に「動いていたもの(人)の動きがやむ(やませる)」「続いていていた状態が絶える(絶えさせる)」という意味合いとなっています。さらに絞るならば、「乗り物が停止する(停止させる)」の意味で使われることが一般的です。具体的には、「電車が駅に停まる」「タクシーを停める」のような使い方になります。

「停まる(停める)」の「停」の字は、「人」と「あずまや」を表す象形から成っており、そこから「(人があずまやに入って)やすむ、とどまる」を意味するようになりました。

留まる(留める)とは

留まる(留める)

「留まる(留める)」もまた、辞書での意味合いは「止まる(止める)」と違いはありません。しかし、やはり使われ方は限定されます。
「留まる」の表記が主に表すのは、「ある場所に固定されて動かない」もしくは「見たり聞いたりしたものが強く意識される」という意味合いです。具体的には、「壁掛け時計を留める」「気に入った商品に目が留まる」のような使い方になります。
このように、「一つ所から動かなくなる(動かなくする)」を表すのが、「留まる(留める)」の特徴です。

「留まる(留める)」の「留」という字は、「ながれる」「田畑」の象形から成っており、「(田の間を流れる水が)とまる」を意味しています。