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「サードパーティ」の意味とは?使い方や例文・関連用語

「サードパーティ」の意味とは?使い方や例文・関連用語

「サードパーティ」の意味とは?使い方や例文・関連用語

「サードパーティ」という言葉は、ビジネスの現場に限らず、新聞やネット記事などでもよく聞かれるようになっています。しかし、まだまだその意味についてよく分からず、ついお祭り騒ぎを連想してしまうという人も多いでしょう。

そこで今回は、ビジネス用語としての「サードパーティ」の意味や使い方について、例文を交えて詳しく解説していきたいと思います。

「サードパーティ」の意味

「サードパーティ」とは

「サードパーティ」とは、大まかに言うと「第三者」という意味の言葉ですが、ビジネス用語としては「外部事業者」といった意味で使われるようになっています。自社とは資本関係にない、第三者としての事業者を指して使われる言葉です。「サードパーティー」と表記される場合もあります。
主にコンピュータやゲームなどIT関連の企業で使われる用語で、自社の作るオリジナル製品と互換性のある周辺機器や、ゲームソフトなどを開発しているメーカーを指します。

例えば、マイクロソフト社のWindows OS向けにセキュリティソフトを開発しているNortonや、ソニーのゲーム機PlayStation向けにソフトを提供しているスクウェア・エニックスやコナミといった企業が、「サードパーティ」にあたります。
ちなみに、「ファーストパーティ」はプラットフォームの販売元で、前述の例だとマイクロソフト社やソニーがそれにあたります。一方、「セカンドパーティ」は、自社の子会社や関連会社、またはユーザーを指して使われます。

このほかに、政治の分野では二大政党以外の党を指して、「サードパーティ」と呼ぶようになっています。

「サードパーティ」の由来

日本で使われる「サードパーティ」は、英語の「third party」という表現に由来しています。「third」は「第3番目の」を意味し、「party」は「集まり」「一行」「一団」などを意味します。つまり、「third party」の意味は「第三者」「第三者団体」などというもので、日本での意味と変わりません。
ちなみに、「third party beneficiary」では「第三受益者」、「third party owner」では「第三所有者」という意味合いになります。

英語の「third party」という表現は、もともとは政治の世界で使われだしたものと言われています。2大政党制の議会政治おいては、それら2つの党以外に存在する少数党を指して、「third party」と呼んでいました。例えばイギリスでは、保守党と労働党という2大政党以外に、自由民主党などの「third party」が存在します。

「サードパーティ」の使い方・例文

「サードパーティ」の意味は上記のようなものですが、実際の使い方についても知りたいところです。ここでは、ビジネス用語としての「サードパーティ」の用法について、例文を挙げて見ていきましょう。

  • 例文:「かつてはファーストパーティだったわが社も、今はサードパーティとしてやっていかざるを得ない」
  • 例文:「今までサードパーティの製品を使っていたが、やはり純正品の方が質がいい」
  • 例文:「サードパーティの参入を積極的に促したことが、プレステの勝因だったと言われている」
  • 例文:「ネット通販でサードパーティの業者から商品を買う場合は、不良品の可能性も考えた方がいい」

「サードパーティ」の関連用語

「サードパーティ」は、単独で使われる場合だけでなく、他の単語と結びつく形で「サードパーティ○○」のように使われることも多くなっています。ここでは、そうした言葉とそれらの意味・使い方などについて紹介していきましょう。

サードパーティ製品

「サードパーティ製品」とは、「非純正品」「非正規品」という意味の言葉です。メーカーが自社製品用に作ったパーツなどを「純正品」と呼びますが、「サードパーティ製品」は、そのメーカーとは関連のない第三者の企業が作った製品を指します。純正品に比べて信頼性が劣る、トラブルが起きた場合に補償がないなどのデメリットもありますが、価格の安さや、中には純正品とほぼ変わらない性能を持つものもあるなどのメリットもあります。

  • 例文:「このコントローラーはサードパーティ製品だが、使い勝手はなかなかいい」

サードパーティデータ

「サードパーティデータ」とは、「ユーザーと直接関係のない主体により収集されたデータ」という意味の言葉です。「第三者データ」などとも呼ばれます。一般的には民間企業が提供するデータを言いますが、国勢調査や人口推計といった国が発表する統計データについても、「サードパーティデータ」に含まれます。

  • 例文:「サードパーティデータとファーストパーティデータを統合することで、顧客の実像がよりはっきりとつかみやすくなる」

最後に

以上、「サードパーティ」という言葉の意味や使い方について、いろいろと紹介してきました。

「サードパーティ」は主にIT関連の企業で使われていましたが、現在では一般にも広く浸透しつつあります。これに対する言葉として「ファーストパーティ」もよく使われるので、併せて覚えておくと便利でしょう。また、「サードパーティデータ」といった関連用語についても、適切に使えるようしっかり押さえておいてください。