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一般常識

「ティーチング」「コーチング」「研修」の意味と違い

「ティーチング」「コーチング」「研修」の意味と違い

「ティーチング」「コーチング」「研修」の意味と違いとは

会社などの人材開発の場でよく使われる言葉に、「ティーチング」と「コーチング」というものがあります。これらは混同されて使われることも多くなっていますが、実際の内容にははっきりとした違いがあります。では、具体的にどのような点が異なるのでしょうか。

今回は、「ティーチング」と「コーチング」の意味や違いに加え、「研修」との違いについても詳しく解説していきましょう。

「ティーチング」とは

ティーチング

「ティーチング」とは、英語の「teaching」から来た外来語です。「teaching」の意味は、「教えること」「教授」「教示」といったものになります。

「ティーチング」という言葉は、日本ではビジネスにおける人材育成の場でよく使われます。「教授」などの意味の通り、指導者が自分が持つスキルや知識について、対象にそのまま伝えるという指導方法になります。「新人にティーチングする」「ティーチングスキルを身につける」などのように使われます。
高校や大学の授業で先生が生徒に教える、講師を招き研修室で講師の話を営業部全員で聞く、などが「ティーチング」となります。

「コーチング」との違いは、「コミュニケーションが一方通行である」という点にあります。「コーチング」が教えられる側の自発的な思考を促すのとは違い、教える側が一方的に自分の知識などを伝達するのが、「ティーチング」の特徴となっています。

「コーチング」とは

コーチング

「コーチング」とは、英語の「coaching」を元とする外来語です。「coaching」の一般的な意味は、「運動や勉強、技術などの指導をすること」といったものになります。

「コーチング」もまた、ビジネスにおける人材育成の場でよく使われる言葉です。基本的には「ティーチング」と同じく、新人の成長を促すための指導法ですが、具体的なやり方には違いがあります。
「ティーチング」が上で述べたように、指導者が一方的に情報を伝える形式なのに対し、「コーチング」は相互間のやり取りが発生する形式となっています。具体的には、まず指導者が対象に問いかけを行い、対象がそれについて自分で考えて答えを出します。その答えについてさらに指導者が問いかけ、対象が再び答えを出すといったように、双方のやり取りの中で対象の自発的な思考を促すのが、「コーチング」の特徴です。

「研修」とは

研修

「研修」とは、「知識や技能を修得すること」という意味の言葉です。特に、職務に対する理解を深め、習熟するために、ある期間特別な学習などを行うことを言います。「新人研修」「社員研修」「研修会」のように使われます。

「研修」と「ティーチング」「コーチング」との違いは、「指導の形式ではない」という点にあります。「研修」は単に「知識や技能を身につけること」を指す言葉で、「ティーチング」などのように教え方の形式を指す言葉ではありません。こうした点を踏まえると、3つの言葉を使い分けやすくなります。