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マナー

間違えやすいテーブルマナー57選(和食・中華・洋食)

間違えやすいテーブルマナー57選(和食・中華・洋食)

実はマナー違反!?多くの人が間違って覚えているテーブルマナー

社会人になると様々な人と食事をする機会が増えます。上司はもちろん取引先などとも食事する機会などがあります。
そんな時に注意したいのがテーブルマナー。気にしない方もいますが、気にする人も多く、マナー違反1つであなたの品性が疑われてしまうことも少なくありません。
「なんとなく分かるよ」と言った方も中には間違って覚えているマナーもあるかもしれません。

ここでは和食や中華、洋食別に間違いやすいテーブルマナーについて紹介していきます。

テーブルマナー(和食)

テーブルマナー(和食)

食べ終わった食器を重ねる

食べ終えた食器を重ねるのはマナー違反です。高級料亭などで使用される食器やお椀は高価な物が多く、重ねることで傷が付くことからマナー違反とされるようになりました。また、最近ではファミレスなどでも傷だけでなく汚れが食器の裏にもついてしまうため間違ったマナーとして認識されることが多くなっています。

口に運ぶ際に手を添える

口に運ぶ際に料理が落ちないように手を添える行為は「手皿」と呼ばれ和食では間違ったマナーとなります。
和食は洋食とは違い食器を持って食べるのがテーブルマナー。そのため手をお皿のかわりにするのは上品な仕草に見えますがマナー違反となります。

わさびを醤油に溶かす

和食に限らず様々な国では料理は味だけでなく見た目も重視されます。そのためわさびを醤油に溶かしてしまうと醤油皿が美しくないと言った理由から刺し身などを食べる際にわさびを醤油に溶かして食べるのは間違ったマナーとなります。
わさびを使用する際は箸でわさびをとり刺し身などの上に直接乗せるのが正しい食べ方になります。

食器の上に箸をおく

食事中に手を休める際、箸をお椀などの上に置く行為は「渡し箸」や「橋箸」と言われマナー違反となります。
箸をお椀などの上におくことで汚れが目立つことから嫌われます。箸を置く場合は箸置きを使うようにしましょう。また、箸置きがない場合は箸袋などを折り、箸置きのかわりに使用するようにしましょう。

割り箸を元に戻す

食後に使用した割り箸を箸袋に戻すのも間違ったマナーとなります。使ったものかどうかわからなくなると言う理由から割り箸をもとに戻すのはNGです。
使った割り箸は箸袋を斜め半分に折った状態で箸袋に戻すようにしましょう。

逆さ箸

大皿などから料理を取り分ける際、自分の使用してる箸を反対に使用するは「逆さ箸」と言われ間違ったマナーとなります。
取り箸が用意されている時には取り箸を使用しましょう。ない場合には一緒に食事をされている方に確認をとり、各自自分で使用している箸をそのまま使用するのが正しいマナーとなります。

味噌汁のお椀の蓋に貝殻を乗せる

あさりやしじみなど味噌汁を食べる際に貝殻をお椀の蓋にのせる方がいますが、これもマナー違反です。食べ終わった貝類は外には出さずお椀の中に入れたまま食べるようにしましょう。

お椀の蓋を逆さ戻す

食べ終わったお椀の蓋を反対にして戻す方がいますが、これも間違ったマナーです。食べ終わったことを店員に分かりやすくするために行われるようになったと言われていますが、お椀同士がぶつかり傷つくことから最初に出された状態に戻すのが正しいマナーです。
また、少しずらして蓋を閉める方もいますが、ずらす必要もありません。

ただし、食事中はお椀の蓋を逆さまにし、テーブルの上に置くのは正しいマナーです。

魚を真ん中から食べる

和食は基本的に盛り付けられている物の左側から食べるのが正しい食べ方になります。そのため、焼き魚などを真ん中や右側から食べるものマナー違反です。

徳利のくびれた部分を持つ

日本酒などが入った徳利(とっくり)のくびれた部分を持ちやすいですが、これもマナー違反になります。お酌をする際はもちろん、自分で注ぐ場合も徳利の腹部分を持つよにしましょう。

徳利の注ぎ口から注ぐ

徳利の注ぎ口を使ってお猪口(おちょこ)など注ぐのもマナー違反です。「江戸時代に暗殺のために毒を注ぎ口に塗られることがあったこと」や「縁を切ることを意味する」など理由は様々ですが昔の風習から注ぎ口は反対にして注ぐのがマナーです。

ビールが残った状態で注いでもらう

忘年会など宴会の席ではお酌される機会も多いと思いますが、残っているぬるくなったビールと混ざることで味や風味が落ちることからビールが残ったままお酌をされるのもNGとなります。

割り箸を左右に割る

割り箸の割り方は割り箸を横にし上下に割るのが正しい割り方です。
割り箸を立て左右に割るのは「隣の人にぶつかる」「縁起が悪い」などの理由からマナー違反となります。

おかずから食べる

会席料理など先付けがある場合を除き、和食は基本的に汁物から食べるのが正しい食べ方になります。汁物に一旦箸をつけることでご飯などが箸につきにくくなることからマナーとなったと言われています。

天ぷらや煮物をかじる

天ぷらにしても煮物にしても一度口に運んだものを戻すのは行儀が悪いと言われています。そのためかじるのではなく、食べられるサイズには箸で割いてから口に運ぶのが正しいテーブルマナーになります。
また、盛り付けは手前、または上から食べることで盛り付けを崩さずキレイ食べることができます。

串を持って食べる

つくねなどは串に刺さった状態で出てくることが多いですがこの場合も串を持って食べるのは間違ったマナーです。
串に刺さっているものは一旦串から外し一口サイズに割ってから食べるようにしましょう。

ご飯の上に一旦おかずをおく

おかずを食べる際に一旦ご飯の上にポンポンとクッションさせるのも間違ったマナーです。
「わさびを醤油に溶かす」でも記載したように和食は見た目も重視するため、ご飯が汚れるのはマナー違反です。

おしぼりで机をふく

おしぼりはお手拭きと呼ばれるように手を拭くためだけのものになります。そのため顔などを拭くのはもちろん、机を拭くのもマナー違反となります。

顔を近づけて食べる(犬食い)

和食独自のマナーと言えるのが食器を持っての食事。海外では食器を持っての食事はマナー違反となりますが、日本では反対に茶碗やお椀などは持って食事をします。
そのため、和食では顔を料理に近づけて食べるのは犬食いと呼ばれマナー違反となります。

大皿から直接食べる

小皿を使わず大皿から直接口に運ぶことを「膳越し」と良い、和食ではマナー違反とされています。例え一口であっても小皿にとってから食べるようにしましょう。

靴を後ろ向きにしながら玄関にあがる

日本では室内に上がる際には靴を脱ぐ文化があります。そのため料亭はもちろん座敷に上がる際などにも靴を脱ぎます。その時、靴を反対にするのがマナーですが、後ろ向きに脱ぐのはマナー違反です。
靴を脱ぐ時は壁にお尻向けながら靴を脱ぎ、靴を手で反対にするようにしましょう。

座布団を裏返す

他の人に座布団を譲る際、裏返しにする方がいます。相手の方のことを考えてのことですが、これは間違ったマナーです。座布団には表と裏があり、房と呼ばれる糸が出ている方が表になり、表を上にして必ず座ります。

座布団の上にたつ

座布団の上に立つのもマナー違反です。座布団の前に座り、ひざを乗せてから座るようにしましょう。

テーブルマナー(中華・韓国)

テーブルマナー(中華・韓国)

ご飯を箸で食べる

日本や中国では箸を使ってご飯を食べますが、韓国ではご飯を箸で食べるのは間違ったマナーです。おかずは箸で食べますが、ご飯はスプーンで食べるのが韓国料理においては正しいマナーとなります。

麺や汁物をすする

すするという文化は日本だけの文化になります。近年はヌードルハラスメント(ヌーハラ)と呼ばれる行為にあたり、麺を箸で食べる文化がある韓国や中国でもすすることはマナー違反となります。

円卓を好きに回す

中国料理と言えば中央が回る円卓。この円卓にも回す方向が決まっており、時計回りに回すのが基本となります。ただし、すぐ左にとりたい料理がある場合は反対に回しても問題ありませんが、常に反時計まわりに回すのはNGです。

立って料理を取り分ける

上記の円卓で中央にある大皿から取り皿にとる際、立って取り分けるのもマナー違反です。
取り分ける際には必ずテーブルを回し一番近い場所で料理を持ってきてから座ったまま取り分けるようにしましょう。

運ばれた料理にすぐに手を付ける

中国は日本同様に年長者を敬う文化のある国。そのため料理に最初に手をつけるのも年長者になります。年長者が最初に口をつけた後、他の人も食事に手をつけていきます。

料理を残す

日本では料理を残すのはマナー違反とされていますが、中国では大皿にある料理は残すのが基本です。基本のようにきれいに食べてしまうと「物足りなかった」と言う意味になってしまいます。
ただし、大皿とは違い、小皿にのせた料理はすべて食べるが正しいマナーとなります。

インド

インド

左手を使って食べる

インドでは体の左側は「不浄(汚れたもの)」としているため左手で料理を食べるのはマナー違反です。そのため手で料理を食べるインドでも必ず右手で食事をします。相手と握手するのも必ず右手で行います。

料理を残す

インドでは食べ残すのは左手を使って食べるのと同じぐらい相手に失礼となるマナーです。
そのためインドで料理を頼む際は食べ切れる量を考え頼むようにしましょう。

他の人の料理を味見する

他人の料理を味見するのもインドではマナー印版となります。自分で頼んだものは必ず自分で食べきりましょう。

テーブルマナー(洋食)

テーブルマナー(洋食)

ウェイターが引いたイスに男性から座る

英国はレディーファーストの国です。そのため席に付くのは女性からになります。そのためウェイターが最初に引いた席には女性が必ず座ります。

飲み物を注がれる時にグラスを持つ

レストランではウェイターがグラスに飲み物を注いでくれますが、注がれる際にグラスを持つのは間違ったマナーです。ビールとは違いテーブルにグラスを置いたまま注いでいるを待つようにしましょう。

両手でグラスを持つ

グラスを両手で持つのもNGです。また、ワインなどをテイスティングする場合など特殊な場合を除き、グラスは一番広がった部分を持つのが正しい持ち方となります。そのためステムと呼ばれる細い部分持つのは間違ったマナーとなります

グラスをぶつけて乾杯

乾杯と言えば日本人の多くがグラスとグラスをぶつける動作を想像するかと思いますが、レストランではグラスをぶつけ合うのは間違ったマナーです。特にワイングラスなどは非常に割れやすいためぶつけたりはしません。
乾杯はグラスをそのまま上に上げ、乾杯するのが正しいマナーとなります。

声をかけてウェイターを呼ぶ

「すいません」と声をかけて呼ぶのも間違ったマナーです。基本的にレストランでウェイターを呼ぶ際は手を上げるなどアイコンタクトで呼びます。

フォークとスプーンでパスタを食べる

パスタの本場イタリアではパスタを食べる際にはフォークのみを使って食べます。そのためスプーンとフォークを使って食べるのは間違ったマナーとなります。

席についたらすぐにナプキンを広げる

席につくなりすぐにナプキンを広げるのも間違ったマナーです。すぐに広げてしまうと「お腹が空いている」とアピールしているようなもの。基本的にはオーダー後、または最初の料理が運ばれてくる直前に広げるようにしましょう。

席を離れる際にナプキンを背もたれにかける

離席する際にナプキンを背もたれにかけるのもNGです。また、ナプキンを机の上に置くの間違ったマナーとなります。洋食ではナプキンは机よりも高い位置には出しません。そのため、イスの上に軽く畳んでから離席するようにしましょう。

持っているハンカチやティッシュを使う

ナプキンを使わず持っているハンカチやティッシュで口などを拭くのは「ナプキンが汚くて使えない」と意味になるため間違ったマナーです。

使い終わったナプキンをたたむ

食後のナプキンをたたむのも間違ったマナーです。ナプキンを席の上にぐちゃぐちゃと丸めて置くようにしましょう。たたむことは「料理が美味しくなかった」ことを意味し、まるめることで「また食べに来ます」と言った意味になります。

バッグを椅子にかける

基本的に大きなバッグはクロークに預けることになりますが、女性はハンドバッグを携帯しても問題ありません。ただし、席の背もたれなどに引っ掛けるのは間違ったマナーです。
ハンドバッグなどは席の左側の足元か、隣の席が空いている時は席の上に置くようにしましょう。

床に落としたフォークやナイフを自分で拾う

レストランで落としたナイフやフォークを自分で拾うのは間違ったマナーです。落としてしまった場合にはウェイターを呼び、拾ってもらうと同時に新しいものと交換してもらいましょう。

こぼした水をふく

テーブルや床にこぼした水などを自分で拭くのもNGです。上記と同様にウェイターを呼び拭いてもらうようにしましょう。

フォークを右手に持ち替える

フォームは左手、ナイフは右手と言ったことはほとんどの方ができていると思いますが、口に運ぶ際にフォームを右手に持ち帰るのは基本的にマナー違反です。
正確には英国式ではNGですが、欧米式では問題ありません。ただし持ち替えないほうがベターです。

手でピザを食べる

日本ではピザを手で食べることも多いですが、ピザの本場イタリアでは手で食べません。もちろん、路面店などであれば手で食べることもありますが、レストランなどではフォークとナイフを使って食べます。

食器を持つ

日本では食器を持って食べるのが正しいマナーですが、中華や洋食なども含め日本食以外の料理を食べる際に食器を持つのはマナー違反です。

食器を傾けスープをすくう

上記でも記載したようにスープを飲む際もスプーンを使用して飲みます。その時も食器を傾けてすくうのもNGです。

スープを手前にすくう

イギリス式とフランス式ではスープのすくい方に違いがあります。フランスは奥から手前にすくうのに対してイギリスでは手前から奥にスープをすくうのが正しいマナーとなります。

パンをスープやソースにつける

スープやメインに添えられたソースをパンにつけて食べるのは基本的には間違ったマナーです。ただし、カジュアル店などではつけて食べてもOKです。

パンをかじる

和食でも記載しましたが洋食でもかじると言った行為はマナー違反です。そのためパンをかじるのも間違ったマナーとなります。パンは一口サイズにちぎりながら食べるようにしましょう。

肉にかじりつく

メインの肉や魚などもかじりつくのはNGです。フォークとナイフを使い一口サイズに切ってから食べるようにしましょう。

魚をひっくり返して食べるのはタブー

こちらも和食同様に魚をひっくり返すのはNGです。出されたままフォークとナイフを使って食べるようにしましょう。

食事中にトイレに行く

食事中にトイレにいくのもマナー違反です。食事前にトイレに行っておきましょう。

携帯などを机の上におく

ハンドバックはもちろん携帯電話などを机の上に置くのもマナー違反です。基本的にテーブルの上には持ち込んだものは置かないようにしましょう。

ライスをフォークの背にのせる

ライスをフォークの背にのせて食べる方は以外にも多いと思いますが、フランス式のテーブルマナーでは間違ったマナーとなります。ただし、イギリス式ではマナー違反となりません。

間違えやすいテーブルマナー57選(和食・中華・洋食)

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