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一般常識

「相対的」と「絶対的」の意味と違い

「相対的」と「絶対的」の意味と違い

「相対的」と「絶対的」の意味と違いとは

「相対的」という言葉は、日常でもさまざまな場面で使われていることから、意味については何となくわかっているという人も多いでしょう。しかし、詳しい意味合いとなると、説明するのはやや難しい点もあります。また、「絶対的」との違いも分かりづらいところです。

そこで今回は、「相対的」「絶対的」の意味と違いについて探り、使い分けのポイントなどを学んでいきましょう。

「相対的」とは

相対的

「相対的」とは、「他との関係において成り立つさま」「他との比較の上に成り立つさま」という意味の形容動詞です。
読み方は「そうたいてき」で、「歴史に対する見方は相対的なものだ」「相対的に見て、この作品の出来は良くない」のように使われます。

「相対」とは、「それ単独にではなく、他のものと関係づけて捉えること」を意味し、「相対性理論」や「相対主義」のように使われます。「的」はこの場合、名詞について形容動詞の語幹を作る接尾語にあたり、「そのような性質を持ったもの」という意味合いを持ちます。

「絶対的」との違いは、「他との関係・比較の上に成り立っている」という点にあります。「絶対」はこれとは違い、他との比較などは問題となりません。

「絶対的」とは

絶対的

「絶対的」とは、「ものごとが絶対であるさま」という意味の言葉で、「相対的」の反対語に当たります。他のなにものにも制限や拘束されず、それ単体で存在し、働くさまを言います。「絶対」とは、「他との比較対立を超えていること」を意味しています。
読み方は「ぜったいてき」で、「彼はここ数年、絶対的なエースとして君臨している」「彼女はこの会社で絶対的な権力を持つ」のように使われます。

「相対的」との違いは、上記のように、「他のものとの比較や関係によらず、それ自身が問題となる」点にあります。
例えば、「相対的貧困」という場合は「他の家庭などと比べて収入が低い状態」を指しますが、「絶対的貧困」という場合は、「他と比べようもないほど貧しい状態」を指すという具合に使い分けされます。