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一般常識

「シンガー」「シンガーソングライター」の意味と違い

「シンガー」「シンガーソングライター」の意味と違い

「シンガー」「シンガーソングライター」の意味と違い

音楽番組などで、ある歌手について紹介する際に、よく「実力派のシンガー」などといった言葉が使われます。一方、この「シンガー」と似た言葉として、「シンガーソングライター」というものをたびたび耳にする機会がありますが、果たしてこれらはそれぞれどういった意味を持ち、どのように異なっているでしょうか。その点について疑問に思う人も多いでしょう。

今回はそうした人のために、「シンガー」と「シンガーソングライター」の意味や違いについて、詳しく解説していきたいと思います。

「シンガー」

シンガー

「シンガー」とは、英単語の「singer」をカタカナ化した言葉で、「歌手」や「声楽家」を意味します。「彼女はシンガーとしてのたぐいまれな素質を持っている」「彼はもともとシンガーを目指していたが、途中でギタリストに転向した」「あの人は惜しいことに、シンガーとしては大成しなかった」のように使われます。

「シンガーソングライター」との違いは、「歌う曲が誰の作ったものかは問わない」という点にあります。「歌い手」としての側面のみを取り上げている点が「シンガー」という言葉の特徴で、誰が作詞・作曲した曲でも幅広く歌う人に対して使われるようになっています。いわば「歌のプロ」で、資質として音程の正確さや音域の広さ、声量や感情表現の豊かさなどが求められます。

「シンガーソングライター」

シンガーソングライター

「シンガーソングライター」とは、英語の「singer‐songwriter」をカタカナ化した言葉です。「singer」は前述の通り「歌手」のことですが、「songwriter」は「作詞家」「作曲家」を指します。つまり、「シンガーソングライター」という言葉は、「自分で作詞・作曲した曲を歌う人」といった意味を表すと言えます。主にポピュラー音楽の分野で「使われる言葉で、1970年代にアメリカで使われだして以降、日本にも輸入されて一般に定着しました。日本における代表的な「シンガーソングライター」としては、山下達郎や宇多田ヒカルなどが挙げられます。

「シンガー」との違いは、「主に自分の作った曲を歌う」点にあります。他人の書き下ろした曲やカバー曲を歌うこともありますが、主として歌うのは、自身が作詞・作曲した曲です。わかりやすく言い換えれば、「自作自演の歌手」と表現することが可能です。

「シンガー」「シンガーソングライター」の意味と違い

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