一般常識
「週間」と「週刊」の違い
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週間と週刊の違いとは
「シュウカン」と読む漢字にはいろいろありますが、「週間」や「週刊」もこれに含まれます。これらはどちらも「週」の字がつくため、少々まぎらわしいところですが、意味には大きな違いがあります。間違って使わないためにも、両者の意味をきちんと踏まえておきたいところです。
今回は、「週間」と「週刊」の違いについて説明していきましょう。
週間とは
週間とは、文字通り「週の間」を指す言葉です。日曜日から土曜日にかけての7日間全てを表しており、「1週間」と同じ意味になります。使い方の例としては、「週間天気予報」「週間気温」「週間気圧配置」といったものがあります。英語では、「weekly」がこれにあたります。
週間はまた、特定の意味合いを持った一週間のことも指します。具体的には、「交通安全週間」「愛鳥週間」「読書週間」といったものなどです。こうした期間中には、テーマとなるものごとを集中的に啓発する活動が行われます。
例えば交通安全週間であれば、市民の交通安全意識を高めるためのさまざまな活動が、地方自治体を中心として行われるようになっています。
週刊との違いについては、以下で見てみましょう。
週刊とは
週刊とは、1週間ごとに刊行物が発行されること、またはその刊行物自体を言います。
具体例としては、雑誌や新聞などの定期刊行物が挙げられます。雑誌の場合、隔週で発行されるものに関しても、「週刊誌」と呼ぶことが一般的です。週刊誌には、ジャーナリズムを主体とした総合週刊誌や、読者を女性に絞った女性週刊誌、写真を中心とした写真週刊誌などがあります。また、漫画を中心としたコミック誌についても、週刊のものが数多く発行されています。
一方、新聞の場合は毎日発刊される日刊紙が一般的ですが、週刊のものもあります。こちらは日刊紙とは違い、特定の業界のニュースを扱う専門紙が多くなっています。
このように、週刊は週間と違い、刊行物のサイクルを指すようになっています。
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