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一般常識

「視線」と「目線」の意味と違い

「視線」と「目線」の意味と違い

「視線」と「目線」の意味と違いとは

「視線」という言葉は、日常生活でも比較的よく使うものです。一方、これと似た言葉に「目線」というものがありますが、この2つにはどういう違いがあるのでしょうか。使い分けのポイントなどがあれば知りたいところです。

そこで今回は、「視線」と「目線」の意味や違いについて、詳しく解説していきたいと思います。

「視線」とは

視線

「視線(しせん)」は、大きく3つの意味に分けられます。
1つは、「目の向き」「目で見ている方向」というもので、こちらは「視線が合う」「視線をそらす」などのように使われます。
2つ目は、「目の中心と、見ている対象とを結ぶ架空の線」という意味合いで、「視軸(しじく)」とも呼ばれます。
3つ目は、「他人を、または他人が見る目つき」という意味合いで、こちらは「視線を感じる」「視線を送る」のように使われます。

「視線」の「視」の字は、「一点に視点を集中させて見る」さまを表しており、「見る」の意味を持ちます。一方「線」の字は、「糸のように長く連続するもの」を表しています。

「目線」とは、ほぼ同じような意味合いで使われることも多くなっていますが、実際には後述するような違いがあります。

「目線」とは

目線

「目線(めせん)」の意味も、複数あります。
1つは「目の向き」というもので、「視線」と同じ意味合いになります。
もう1つは、「その立場における、ものの考え方」といった意味合いです。
3つ目の意味合いは、「写真の人物を特定させないよう、目の部分を覆うように加工した帯状の線」になります。

「目線」の「目」という字は、「人の目」の象形から成り、「眼球」や「見ること」を意味します。

上記のように、現在「目線」という言葉は、「視線」との使い分けがあいまいなケースが多くなっています。
ただ、「目線」はもともと、(「カメラ目線」のように)映画や演劇などの世界だけで用いられていたという点が違います。また「上から目線」などと言うように、「視点」「観点」の意味を持つ点も、「視線」との違いとなっています。