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一般常識

「視認性」「可読性」「判読性」の意味と違い

「視認性」「可読性」「判読性」の意味と違い

「視認性」「可読性」「判読性」の意味と違いとは

「視認性」「可読性」「判読性」の3語は、一般的にはあまり使われませんが、ある分野では頻繁に聞かれるものです。ただ、普段これらの言葉をよく使っているという人でも、実際には個々の詳しい意味を把握していないという人も多いでしょう。

今回はそうした人のために、これら3つの言葉について解説していきますので、使い分ける際の参考にしてみてください。

「視認性」とは

視認性

「視認性」とは、「目で見た時の確認のしやすさ」という意味の言葉です。あるものを目で見た時、その対象物や対象物の持つ意味合いについて、正確に確認・理解ができるかどうかの度合いを指します。読み方は「しにんせい」で、「このWebサイトは視認性の高いデザインになっている」「これは視認性に優れた図案だ」「視認性を高めるために、背景の色を変えてみた」のように使われます。

「視認性」の「視認」とは、「目で実際に確認すること」を意味しています。

「視認性」という言葉は、デザインの分野においてよく使われます。この点は「可読性」「判読性」と同様ですが、これらとの違いは、「瞬間的な見やすさ」を表す点にあります。パッと見た瞬間の文字や物などの認識しやすさを指す点が、「視認性」の特徴です。

「可読性」とは

可読性

「可読性」とは、「読みやすさの度合い」という意味の言葉です。文字や文章が読み取りやすいことを指します。読み方は「かどくせい」で、「この文章は、可読性の点で問題がある」「可読性を考えて、文字サイズを大きくした方が良い」のように使われます。

「可読性」の「可読」は、「読むことができるさま」を表しています。

「可読性」は上記のように、デザインの現場でよく使われる言葉です。この分野における「可読性」は、「文章の読みやすさ」を表す点が、「視認性」との違いになります。「視認性」は前述のように、文字情報などが見た瞬間に分かりやすいことを指しますが、「可読性」はそれとは違い、文章の構成がリズミカルで読みやすいことなどを指すようになっています。

「判読性」とは

判読性

「判読性」は、「判読」という言葉に接尾辞の「性」を加えた言葉です。「判読」は「分かりにくい文字や文章を、見当をつけながら読むこと」を指し、「性」はこの場合「~の性質を持った」を指しますから、「判読性」は簡単に言えば、「文章の分かりやすさ」を表すことになります。読み方は「判読性」で、「判読性に優れた文章を心がける」「専門用語を羅列すると、判読性が低くなる」などのように使われます。

「判読性」もまた、デザインの分野でよく使われる用語です。「可読性」との違いが分かりにくいところですが、「誤読の少なさ」を重視する点が異なります。「可読性」が「長文の疲れにくさ」や「読むスピード」に重点を置くのに対し、「判読性」は「似た字の区別しやすさ」や「単語のなじみ深さ」など、文意の伝わりやすさに注意する点で使い分けることができます。