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一般常識

「節約」「倹約」の意味と違い

「節約」「倹約」の意味と違い

「節約」「倹約」の意味と違いとは

「節約」と「倹約」は、日本では古くから美徳とされてきました。最近でもこれらの行いを奨励する声が高まっていますが、ところでこの2つの言葉は、具体的にどのように違うのでしょうか。改めて考えてみると、よくわからない部分が多くなっています。

そこで今回は、「節約」と「倹約」の意味や違いなどについて、詳しく解説していきたいと思います。

「節約」とは

節約

「節約」とは、「無駄遣いをやめて切り詰めること」という意味の言葉です。金銭や品物など、使えばなくなるものの無駄な使用を抑えることを言います。読み方は「せつやく」で、「禁煙すれば、たばこ代が節約できる」「小遣いを節約して、5万円貯めた」「水をもっと節約すべきだ」のように使われます。

「節約」の「節」の字は、「控え目にする」「つつましくする」を意味しています。一方、「約」の字は「ひきしめる」「控え目にする」などの意味を持ちます。

「倹約」とは、基本的な意味において違いはありません。どちらも「無駄をなくすこと」を指しますが、使われる対象には違いがあります。「倹約」については後述しますが、「節約」の場合、お金や品物、時間、エネルギーなど幅広いものに対して使えるという特徴があります。

「倹約」とは

倹約

「倹約」とは、「無駄を省いて出費をできるだけ少なくすること」という意味の言葉です。また、そうするさまについても言います。読み方は「けんやく」で、「食費を倹約して、浮いた分を趣味に充てている」「質素倹約に努める」「あの人は大変な倹約家として知られている」のように使われます。

「倹約」の「倹」の字は、「無駄遣いしないこと」「質素なこと」「とぼしい」などの意味を持ちます。

「倹約」と「節約」は、上記のように大まかな意味の違いはありませんが、使われる対象は異なります。「節約」が物や時間、エネルギーにも使えるのに対し、「倹約」はお金に対してしか使わない言葉となっています。また、一般的に「節約」にはポジティブなニュアンスがほとんどであるのに対し、「倹約」には「けち」などのややネガティブなニュアンスが含まれる点も、両者の使い分けのポイントです。