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「生誕」と「誕生」の意味と違い

「生誕」と「誕生」の意味と違い

「生誕」と「誕生」の意味と違いとは

「生誕」と「誕生」は、同じ字を入れ替えてできた熟語です。どちらも同じような意味合いを表すことから、使い分けに迷う人も多くなっています。では、両者は具体的にどのような点が違うのでしょうか。詳しい使い分けのポイントについても知りたいところです。

今回は、「生誕」と「誕生」の意味や違いなどについて解説していきましょう。

「生誕」とは

生誕

「生誕」とは、「生まれること」という意味の言葉です。読み方は「せいたん」で、「今日はキリストが生誕したと言われる日だ」「偉人の生誕200年を祝うイベント」のように使われます。

「生誕」の「生」という字は、「草や木が地上にはえてきた」象形から成り、「はえる」「いきる」「うまれる」などの意味を持ちます。一方「誕」の字は、「言葉の真実を超えて延ばすこと」を表しており、本来は「いつわる」の意味ですが、「のびる」の意味から「生まれ育つ」という意味合いも持つようになりました。

「誕生」とほとんど意味は同じですが、使われる対象や場面に違いがあります。「誕生」が、後述するように人間以外のものにも使えるのとは違い、「生誕」は通常人間(特に偉人)に対してしか使われません。また、「生誕」は主としてすでに亡くなっている人に対して使うという点も、両者の使い分けのポイントとなっています。

「誕生」とは

誕生

「誕生」とは、「人が生まれること」という意味の言葉です。「出生」と同義で、読み方は「たんじょう」になります。「息子が誕生した」「今日は彼女の誕生日だ」のように使われます。また、「生まれて1回目の誕生日」という意味もあり、この場合は「誕生を過ぎて歩けるようになった」のように使われます。

「誕生」はまた、上の意味とは別に、「新しくできること」という意味でも使われます。ものごとや状態が新しく生まれることを指し、「新しい駅ビルが誕生した」「新政権の誕生を目撃する」のように使われます。

「生誕」とは、前述のように「人間以外のものにも使える」という点で違いがあります。また、すでに亡くなっている人にも使えるものの、一般的には存命の人に対して使われる点も、「生誕」との違いとなっています。