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「細菌」と「ウイルス」の意味と違い

「細菌」と「ウイルス」の意味と違い

細菌・ウイルスの意味と違いとは

人間に病気などを引き起こす原因としてよく語られるのが、「細菌」や「ウイルス」などの存在です。特に寒い季節には、これらの存在がクローズアップされるようになります。ところでこの「細菌」と「ウイルス」は、どういう違いがあるのでしょうか。あまり詳しく知らないという人も多いでしょう。

そこで今回は、「細菌」と「ウイルス」の意味や違い、使い分け方などについて、詳しく解説したいと思います。

細菌とは

細菌

「細菌」とは生物の一種で、目に見えないほど小さいものを言います。「細菌」の「細」は「こまかい」「ちいさい」を意味し、「菌」は本来「きのこ」などを意味しますが、この場合は「微生物」を表しています。

「細菌」は、細胞が1つだけしかない「単細胞生物」に当たります。栄養源に接して自力で自己を複製することができ、次々に増殖していく力があります。細菌にはさまざまな種類がありますが、人体に侵入して病気などを引き起こす有害なものがいる一方で、人にとって有益な作用を持つものもあります。前者の例としては「大腸菌」「黄色ブドウ球菌」「結核菌」などがあり、後者の例としては、「納豆菌」などがあります。人の皮膚や腸内にも多くの「細菌」が存在し、健康状態を保つ役割を担っています。

「ウイルス」との違いについては、以下で見てみましょう。

ウイルスとは

ウイルス

「ウイルス」もまた、目には見えない微生物の一種です。その大きさは「細菌」よりももっと小さく、わずか50分の1程度となっています。そのため、光学顕微鏡で見られる「細菌」とは違い、電子顕微鏡でしか観察できません。「ウイルス」とはラテン語の「virus」から来ている言葉で、本来は「毒液」や「粘液」を意味します。ドイツ語などの読み方に従い、「ビールス」と発音する場合もあります。

「ウイルス」は「細菌」とは違い、自分の細胞を持ちません。そのため、他の生物の細胞を利用して増殖するという特徴があります。人体に有害な「ウイルス」には、「インフルエンザウイルス」や「ノロウイルス」などといったものがあります。