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「プレップ法」の意味とは?使い方や例文

「プレップ法」の意味とは?使い方や例文

「プレップ法」の意味とは?使い方や例文

ビジネスパーソンにとって、「どうすれば効果的に話せたり、簡潔な文章が書けるか」ということは、切実な問題でしょう。そんな時、よく引き合いに出されるのが、「プレップ法」と呼ばれる方式です。しかし実際のところ、この言葉が指す内容について、まだよくつかめていないという人も少なくないと思います。

今回は、「プレップ法」の意味や使い方、具体例などについて詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「プレップ法」の意味

「プレップ法」とは

「プレップ法」とは、主にビジネスシーンで使われる、文章の構成方法の一種です。「PREP法」と表記されることが多くなっています。「PREP」の語は、後述するように、この方法の要素の頭文字を並べたものになります。「プレップ法」は、文章に簡潔な説得力を持たせたい時に使われる方式となっています。

「PREP」の意味

「PREP」の4文字は、上で述べたように、この方式の要素の頭文字を並べたものです。その要素とは、以下のものになります。

①Point(結論)

②Reason(理由)

③Example(具体例)

④Point(結論)

この並びは、文章を構成する際の並びでもあります。つまり、最初に「Point(結論)」があり、次に「Reason(理由)」が来て、3つ目に「Example(具体例)」を置き、最後にもう一度「Point(結論)」を述べるという流れになります。

「プレップ法」が使われるシーン

「プレップ法」は、ビジネス文書の作成でよく使われますが、プレゼンテーションの際にも活用されます。プレゼンでは話者の口から述べられますが、基本的には文章作成の場合と変わりません。「プレップ法」を意識した台本を用意することで、論理的かつ説得力のあるプレゼンがしやすくなります。

また、就活や転職時の面接においても、「プレップ法」は効果的です。面接時には、限られた時間内でできるだけ印象的な話をする必要がありますが、「プレップ法」による文章構成は、簡潔で分かりやすい自己アピールに役立ちます。

「プレップ法」の使い方・例文

「プレップ法」の意味が分かったところで、実際の使い方についても見てみましょう。ビジネス用語としての「プレップ法」は、以下の例文のように使われます。

例文:「プレップ法を踏まえたトークは、営業の基本だ」

例文:「君の話が相手に伝わりづらいのは、プレップ法を意識していないからだ」

例文:「プレップ法による構成を心掛けているうちに、プレゼンへの苦手意識がなくなった」

「プレップ法」のメリット

ビジネスシーンでよく活用される「プレップ法」ですが、そもそもどのような利点があるのでしょうか。ここでは、「プレップ法」を使うことで得られるメリットについて見ていきましょう。

説得力を持たせられる

「プレップ法」による構成には、内容についての説得力を持たせられるというメリットがあります。

最も伝えたいポイントを頭に置くことで、読み手や聞き手は、こちらの意図を素早く理解することができます。その後理由や具体例が語られますが、受け手の頭にはすでに結論が入っているので、論旨にとまどうこともありません。そして、最後にもう一度結論に触れることで、話全体に対する納得感が強まるというわけです。

短時間で伝わりやすい

結論を頭に置くことにより、短時間で話の要点が伝わるというメリットもあります。これが結論をあと回しにするやり方であれば、受け手は最後にならないと話し手の意図をつかめません。その場合、ことによっては途中で興味をなくしてしまう人もいるでしょう。特に時間が尊重されるビジネスシーンであれば、短時間で要点が伝わる「プレップ法」を使うことには、かなり大きな意味があると言えます。

「プレップ法」の具体例

ここまで「プレップ法」の意味や使い方などについて見てきましたが、具体的にどういった書き方をするのかについても紹介しておきましょう。「プレップ法」を用いた文章例を、以下に挙げて見ます。

文章例:私は、早朝に散歩するのが好きです。なぜなら、気分がすっきりするからです。ひんやりした空気の中を歩くと、頭が冴えて眠気もとれますし、人気や騒音がないのでリラックスすることもできます。だから、私は朝早く歩くのを楽しんでいます。

上の文章を、「プレップ法」の要素に分解してみましょう。まず最初の「私は、早朝に散歩するのが好きです」の部分は、「結論」に相当します。次の「なぜなら、気分がすっきりするからです」は、「理由」にあたります。続く「ひんやりした空気の中を歩くと、頭が冴えて眠気もとれますし、人気や騒音がないのでリラックスすることもできます」の部分は、「具体例」です。そして、最後の「だから、私は朝早く歩くのを楽しんでいます」が、再び「結論」となります。

最後に

以上、「プレップ法」の意味や使い方、メリットなどについて、例文付きでいろいろと紹介してきました。

「プレップ法」は、分かりやすい文章やトークにおいて抜群の効果を発揮します。特に、短時間で印象的な話をしたい時には、非常に有効な方式となっています。人前で話をするのに苦手意識を持っている人は、ぜひ紹介したようなポイントを踏まえて内容を構成してみてください。