ビジネス用語
ピボットの意味とは?例文

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ピボットの意味とは?
「ピボット(pivot)」とは、本来「枢軸」や「旋回軸」などを意味する言葉ですが、ビジネス用語として使われる場合は、「事業の路線変更」の意味になります。もう少し詳しく言うと、「製品やビジネスモデルなどについて、根本的な仮説を新たに設定し、検証するための行動」といった具合に定義されます。
ビジネスでは、起業家が当初描いたプラン通りに事業が軌道に乗るケースは、むしろ少ないというのが実情です。現在先進企業として名をはせている会社でも、何度も事業が壁に突き当り、その都度方向転換をした結果、ようやく成功を掴んだケースの方が多くなっています。
「ピボット」は、そうした事業の行き詰まりから来る路線変更や、従来と全く異なる企画などへの取り組みに際して使われる言葉で、主にベンチャービジネスの世界で使用されています。
例文
それでは、続いて「ピボット」の使い方について見ていきましょう。ビジネス用語としての「ピボット」は、上記のように、それまでの路線から別の路線へ事業の舵を切る際などに使われますが、この際「ピボットする」や、「ピボットに成功(失敗)する」などの言い回しがよくされるようになっています。以下に具体的な使い方の例を挙げていますので、参考にしてみてください。
例文①:「我が社は薄利多売のビジネスモデルから、早急にピボットする必要がある」
例文②:「A社はピボットを焦った結果、返って業績を悪化させてしまった」
例文③:「ピボットに成功して大きくなった企業は、枚挙にいとまがない」
例文④:「ピボットにはリスクもあるが、だからと言って何も動かなければ、リスクはもっと大きくなる」

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