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一般常識

「中古」「リデュース」「リユース」「リサイクル」の違い

「中古」「リデュース」「リユース」「リサイクル」の違い

中古、リデュース、リユース、リサイクルの違いとは

地球環境の悪化が懸念される現在、エコに関するさまざまな取り組みが注目を集めています。それに応じて、「リサイクル」や「リユース」といった言葉もよく聞かれるようになりました。しかし、これらの言葉の意味について、正確にはわからないという人も多いでしょう。そこで今回は、「中古」「リデュース」「リユース」「リサイクル」という4つの言葉について、その意味の違いを説明していきます。

中古とは

中古とは、すでにある程度使用した品物を言います。セコハンなどとも呼ばれ、カメラやパソコン、自動車やバイクといった機械類や、住宅や家具、衣類など幅広いものに対して使われます。

一般的に言う中古品は、新品ではないものの、使えないほど古くなっていないものを言うことが通常です。市場に出回ることも多く、新品より安い値段で購入できることも特徴です。そのため、特に自動車などに関しては、中古品を専門に扱う業者も多数存在します。

中古品の定義はさまざまですが、「使用されていないが、小売りされたことがある」というだけでも、新古品などとして中古に含める場合があります。この場合は、実質的に新品と違いがないということができます。
中古とリユース、リサイクルなどの違いについては、以下で見ていきましょう。

リデュースとは

リデュースは、英語の「reduce」から来ている言葉です。日本語で「切り詰める」「減少させる」といった意味があります。環境用語として使う場合は、資源の無駄遣いや廃棄物の発生を抑えるための、さまざまな努力を言います。製品の生産から普段の生活にいたるまで、環境に負担を与えるような無駄な行いを、極力減らそうとする運動のことです。

リデュースの一例として、トイレの水洗量の区別があります。レバーの向きで水の量を「大」と「小」に分けることにより、無駄な水の消費を抑えやすくなります。また、モノの寿命をなるべく延ばすように使う努力なども、リデュースにあたります。

リデュースはリユース、リサイクルと合わせて「3R」とも呼ばれますが、これらとは以下のような違いがあります。

リユースとは

リユースは、「再利用する」という意味の英語「reuse」を、日本語読みにしたものです。その意味の通り、いらなくなったものを捨てるのではなく、別の機会で再び使うことを言います。

リユースの例としては、シャンプーや洗剤の中身の詰め替えがあります。容器を捨てずに使い続けることで、ごみの低減や資源の消費の抑制が可能になります。また、服やおもちゃを兄弟間で使いまわしたり、不用品をリサイクルショップなどに売る行為も、リユースにあたります。こうした意味で、リユースは中古を含む概念ということができます。

一方、リユースとリサイクルは、以下のような点に違いがあります。

リサイクルとは

リサイクルもまた、「recycle」という英語が元となっています。日本語にすると、「再循環」という意味になります。

リサイクルは、廃棄物に処理を施して再資源化し、新しい製品の原料として使うことを表しています。この場合の原料とは、同じ種類の製品だけでなく、別の種類の製品も含まれます。製品を再度資源化し、さらに新たな製品として作り直すという工程を指して、「再循環=リサイクル」と呼ぶようになっています。リサイクルにより、資源の節約やごみの低減が図れるというメリットがあります。

このように、リサイクルとリデュースは、「資源の再利用」と「無駄の省略」という違いがあります。一方リユースとの違いは、リユースが廃棄前の品物の再利用なのに対し、リサイクルは廃棄されたものの再資源化であるという点にあります。