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「生ビール」「瓶ビール」の意味と違い

「生ビール」「瓶ビール」の意味と違い

「生ビール」「瓶ビール」の意味と違いとは

「生ビール」と聞くと、居酒屋などでジョッキで飲むものを想像する人も多いでしょう。一方、「瓶ビール」にはこれと異なるイメージがありますが、実際のところ両者は、どのような点に違いがあるのでしょうか。改めて考えてみると、よくわからない部分が多くなっています。

そこで今回は、「生ビール」と「瓶ビール」の意味や違いについて、詳しく解説していきたいと思います。

「生ビール」とは

生ビール

「生ビール」とは、簡単に言えば、「熱処理せず、ろ過によって酵母を取り除いたビール」のことです。

ビールは、麦芽などの原料を加工したものへ酵母を加え、発酵させることで作られますが、十分発酵させた後は、酵母の働きを止めるのが通常です。これには、品質を安定させることと、濁りをなくすことの2つの意味があります。酵母を除去する方法には、主に「加熱」と「ろ過」の2種類があり、「生ビール」は、後者の方法によってつくられたものを指します。一方、加熱によってつくられたビールは、「熱処理ビール」と呼ばれます。無ろ過で作られたクラフトビールも「生ビール」と呼ばれますが、この場合は「熱処理していない」の意味になります。

「生ビール」は、一般的にすっきりとした軽い味わいがある一方で、鮮度が落ちやすいのが「熱処理ビール」との違いになります。

「瓶ビール」とは

瓶ビール

「瓶ビール」とは、文字通り「瓶詰めのビール」という意味の言葉です。ガラス瓶に入れられたビールのことで、「大瓶」「中瓶」「小瓶」などの種類に分かれます。

「生ビール」との違いは、「製法を指すか容器の状態を指すか」という点にあります。「生ビール」が前述のように、熱処理せずに作られたビールを指すのに対し、「瓶ビール」は単に、「瓶に入っている」ことを指す点で使い分けられます。

一方、中身については、両者に実質的な違いはありません。実際のところ、ほとんどの「瓶ビール」には、「生ビール」が入っています。以前はビールと言えば、熱処理を行ったものが主流でしたが、現在は醸造技術の向上もあり、大半の製品が「生ビール」となっています。つまり、「瓶(缶)ビール」であれ居酒屋のビールであれ、通常は皆「生ビール」であると考えて差し支えありません。