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一般常識

「儲ける」と「稼ぐ」の意味と違い

「儲ける」と「稼ぐ」の意味と違い

「儲ける」と「稼ぐ」の意味と違いとは

「お金を得る」という意味の言葉に、「儲ける」と「稼ぐ」の2つがあります。これらはほとんど同じような使われ方をしていますが、実際にはこまかい違いなどはないのでしょうか。また、使い分けができるかどうかも気になるところです。

今回は、「儲ける」と「稼ぐ」の意味や違いなどについて探っていきましょう。

「儲ける」とは

儲ける

「儲ける」の意味は、複数あります。まず1つは、「金銭上の利益を得る」というもので、この場合は「宝くじで儲けた」「商売が繁盛してだいぶ儲けている」のように使われます。
2つ目は「子を得る」という意味合いで、「2人目を儲ける」のように使われます。
このほかに、「人と縁を結ぶ」「身に受ける」といった意味合いもあります。

「儲ける」の「儲」の字は、「人」「たくわえておく」の象形から成り、本来「後継ぎとして備えておく人=皇太子」の意味を持つ漢字です。「利益を得る」という意味合いは、日本独特のものとなっています。

「稼ぐ」との違いで言うと、「儲ける」の方が予想外の収入であったり、如才ないやり方で大金を得た場合などに使われることが多くなっています。この点は、「稼ぐ」との使い分けのポイントになります。

「稼ぐ」とは

稼ぐ

「稼ぐ」の意味合いも、いくつかあります。1つは、「働いてお金を得る」というもので、「地道に稼ぐしかない」「アルバイトで学費を稼ぐ」のように使われます。
2つ目は、「試合などで得点をあげる」という意味合いで、この場合は「打点を稼ぐ」のように使われます。
このほかに、「評価を高める」「都合がよくなるまで時間を経過させる」のような意味合いもあります。

「稼」の字は、「稲」「移し植える」の象形から成り、本来は「実った稲の穂」を表しますが、日本独自に「働いてお金を得る」などの意味合いが発生しました。

「儲ける」との違いは、地道に働いてコツコツとお金を得る場合に使われるという点にあります。「楽して稼ぐ」という使い方もありますが、これは本来は間違いで、「楽して儲ける」の方が正しい使い方になります。