ファッション
「身幅」と「肩幅」の意味と違い

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「身幅」と「肩幅」の意味と違いとは
服選びの際に大事なポイントはいくつかありますが、「サイズ」の問題は特に見逃せないでしょう。そのサイズの指標の中で、とりわけ紛らわしいのが「身幅」と「肩幅」です。これらが具体的にどう違うのか、実は良く知らないという人も少なくないでしょう。
そこで今回は、「身幅」と「肩幅」の意味や違い、使い分けのポイントなどについて解説したいと思います。
「身幅」とは
「身幅」とは、服のサイズの指標の1つで、袖の一番下の箇所から反対側の同じ部分までの長さを意味する言葉です。右脇から左脇までを結んだ線の長さを、「身幅」と言います。
読み方は「みはば」で、「身幅46cm」「身幅51cm」などと使われます。
「身幅」の「身」という字は、「人がみごもった」象形から成り、「人間のからだ」などの意味を持ちます。一方「幅」の字は、「ぬのきれ」「ゆたか」などの象形から成り、「(布)のはば」を意味しています。
「身幅」と「胸囲」は混同されやすいところですが、両者は明確に違います。「身幅」は平面での長さを表すのに対し、「胸囲」は胸を一周する立体的な長さを表しています。
「肩幅」との違いや使い分け方については、以下で見てみましょう。
「肩幅」とは
「肩幅」もまた、服のサイズの指標の1つで、「肩の縫い目の両端の幅」を意味する言葉です。右肩から左肩までを結んだ直線の長さを、「肩幅」と言います。
読み方は、「かたはば」で、「肩幅46cm」「肩幅54cm」などのように使われます。
「肩幅」の「肩」の字は、「かた」「切った肉」の象形から成り、「腕と胴体が接続する部分」を意味しています。
このように、「身幅」と「肩幅」は共にトップスのサイズの指標ですが、表す箇所が違います。「身幅」が両脇の間の長さを指すのに対し、「肩幅」は両肩の間の長さを指しています。どちらも服選びには重要な指標ですが、「身幅」は、Tシャツなら自分のサイズにプラス3~5cmするのがちょうどよく、「肩幅」は、薄手のトップスならジャストサイズ、アウターならやはり3~5cmほどプラスするのがよいとされています。
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