HOME>一般常識>「婚約」「結婚」「入籍」の意味と違い

一般常識

「婚約」「結婚」「入籍」の意味と違い

「婚約」「結婚」「入籍」の意味と違い

「婚約」「結婚」「入籍」の意味と違いとは

「婚約」「結婚」「入籍」の3語は、いずれもカップルのゴールインに関して使われる言葉です。互いにイメージが似ていることから、使い分けに迷いやすい3つの言葉ですが、具体的にどのような点が異なるのでしょうか。

今回は、「婚約」「結婚」「入籍」の意味や違いなどについて詳しく解説していきましょう。

「婚約」とは

婚約

「婚約」とは、「結婚の約束をすること」という意味の言葉です。当事者同士の合意によって、カップルが将来結婚することを約束し合うことを言います。読み方は「こんやく」で、「2人は婚約している仲だ」「付き合って長いが、まだ婚約には至っていない」「彼女は婚約者同伴で現れた」のように使われます。

「婚約」の「婚」という字は、「女性」「日暮れ」の象形から成り、「えんぐみ」を意味します。一方「約」の字は、「引き締める」などの象形から成り、「まとめる」「むすぶ」の意味を持ちます。

「結婚」との違いは、「まだ婚姻関係にはない」という点にあります。「結婚」は後述するように、婚姻関係を結ぶことを指しますが、「婚約」はその前の段階を指すようになっています。

「結婚」とは

結婚

「結婚」とは、「夫婦になること」という意味の言葉です。血縁関係のない男女が、互いに婚姻関係を結ぶことを言います。読み方は「けっこん」で、「まだ結婚したばかりの2人」「今年で結婚20周年になる」「最近は結婚を選ばない男女が増えている」のように使われます。

「結婚」の「結」の字は、「より糸」「固く引き締める」の象形から成り、「糸などをつなぎ合わせる」を意味しますが、この場合は「互いに関係を作る」の意味になります。

「婚約」との違いは、上記のように「すでに夫婦関係にある」という点にあります。「婚約」が婚姻前の約束のみを指していたのとは違い、「結婚」は実際に婚姻届けを提出し、正式に夫婦として認められている点が特徴です。

「入籍」とは

入籍

「入籍(にゅうせき)」の意味は、2つあります。
1つは「すでにある戸籍に入ること」というもので、新しく生まれた子供が父母の戸籍に入ることや、養子縁組によって養父母の戸籍に入ることなどを指します。
もう1つの意味合いは、「男女が婚姻届けを提出して、共に新しい戸籍に入ること」というものです。法律的な本来の意味合いは前者ですが、一般的には後者の意味で使われることが多くなっています。

「入籍」の「籍」は、もともと「ふだ」「書物」を意味する漢字ですが、この場合は「戸籍」を意味しています。

上で見たように、「入籍」は本来「すでにある戸籍に入ること」を指しており、「結婚(婚姻)」の意味で使うのは、法律的には間違いにあたります。そのため、役所などでは「婚姻」を使った方が適切と言えます。それ以外の場所でも「結婚」を使った方が無難ですが、前述のように一般的には「入籍=結婚」と認識されているため、意識して使い分けなくても特に問題はありません。