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一般常識

「感慨深い」と「考え深い」の意味と違い

「感慨深い」と「考え深い」の意味と違い

「感慨深い」「考え深い」の意味と違いとは

「感慨深い」という表現は、何かにしみじみ感動する際によく使われるものです。一方、音のよく似た表現に「考え深い」というものがありますが、この2つは意味合いも同じなのでしょうか。違うとすれば、どうやって使い分けるべきかも気になるところです。

そこで今回は、「感慨深い」と「考え深い」の意味や違いなどについて解説したいと思います。

「感慨深い」とは

感慨深い

「感慨深い」とは、「しみじみと心に感じる度合いが強い」という意味の言葉です。何かに対し深く感じ入る時に使われる語で、「かんがいぶかい」と読みます。
「高校も今日で終わりと思うと感慨深い」「父は私の結婚式で感慨深い面持ちだった」のように使われます。

「感慨深い」の「感慨」とは、「ものごとに感じてしみじみした気持ちになること」を意味する言葉で、「感慨にふける」「感慨に浸る」などとも使われます。「慨」の字は「いきどおる」「ひどくかなしむ」などの意味を持ち、心が強く動くさまを表しています。

「考え深い」とは音は似ていますが、意味合いは違います。後述するように、「考え深い」には「しみじみ感じ入る」といった意味合いはありません。詳しい使い分け方については、以下で見てみましょう。

「考え深い」とは

考え深い

「考え深い」とは、「考え」と「深い」を合わせた言葉で、「思慮深い」「よく考えられている」といった意味があります。読み方は、「かんがえぶかい」です。
「あの人の言葉はいつも考え深い」「いつも考え深い行動を心がけている」のように使われます。

上記のように、「感慨深い」とは読みは似ていても、意味合いはまったく違います。「しみじみする度合いが強い」という意味の「感慨深い」に対し、「考え深い」は「しっかり考えている」ということを意味しています。ですので、「子供の独立は考え深い」など、「感動した」という意味合いで「考え深い」を使うのは、間違いということになります。この点は、使い分ける際に要注意のポイントです。