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一般常識

「格別」「別格」の意味と違い

「格別」「別格」の意味と違い

「格別」「別格」の意味と違いとは

二字熟語の中には、同じ漢字が入れ替わる形で成り立っているものが多くあります。「格別」と「別格」もその一種ですが、この2つの言葉には一体、どのような違いがあるのでしょうか。使い分ける際に、いつも混乱してしまう人というも多いでしょう。

そこで今回は、「格別」と「別格」の意味や違いなどについて、詳しく解説していきたいと思います。

「格別」とは

格別

「格別(かくべつ)」には、名詞としての使い方と、副詞としての使い方の2種類があります。
名詞として使われる場合は、「普通の場合とは程度やことがらが違っていること」「格段の違いがあるさま」という意味になり、「父はこの店を格別にひいきしていた」のように使われます。
一方、副詞として使われる場合には、「程度のはなはだしいさま」「とりたてて」という意味になり、「今日は格別寒い日だ」のように使われます。

「格別」の「格」は、この場合「地位、身分、品等」といった意味を指し、「別」の字は、「とりわけ」の意味になります。

「格別」は、通常「程度がはなはだしい」の意味合いで使われる点で、「別格」とは使い分けられます。両者の詳しい違いについては、下の項目で見てみましょう。

「別格」とは

別格

「別格(べっかく)」とは、「定められている格式に拘束されないこと」という意味の言葉です。もう少し噛み砕いて言えば、「特別の取り扱いをすること」といった意味になります。「あの人の技量はチームでも別格だ」「彼女は社内で別格の待遇を受けている」のように使われます。

「別格」と「格別」との違いは、「程度を表すか、ランクを表すか」という点にあります。
「格別」が上記のように、「程度がはなはだしいさま」を表すのとは違い、「別格」は「ランクが他よりかなり上であること」を指すようになっています。例えば「この店の料理は格別だ」という場合は、「料理の味が大変優れている」という意味合いになりますが、「この店の料理は別格だ」という場合には、「料理の味が他店に比べ抜きん出ている」といった意味合いになります。